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今回のテーマは
「研究室訪問で聞くべき質問」です。

研究室訪問では、

・どんな質問をすればいいのか分からない
・変な質問をして印象を下げたくない
・評価される質問って何?

と悩む方が非常に多いです。

結論から言うと、研究室訪問の質問は
「情報を得るため」ではなく、
「思考の深さを見せるため」にあります。

つまり、何を聞くか以上に、
「どういう視点で質問しているか」が見られています。

この記事では、評価が上がる質問の考え方と、
避けるべきNG質問を整理します。


なぜ質問が評価に影響するのか

研究室訪問では、教授はあなたの質問を通して、

・どれくらい考えているか
・研究への理解度はどの程度か
・主体的に動けるか

を見ています。

そのため、質問は単なる確認ではなく、
「思考のアウトプット」として評価されます。

同じ内容でも、聞き方次第で印象は大きく変わります。


評価が上がる質問の特徴

まずは、評価されやすい質問の共通点を押さえましょう。

ポイントは次の3つです。

一つ目は、「事前に調べた上での質問」であることです。

例えば、

「〇〇の研究について拝見しましたが、△△の点についてさらに発展する可能性はありますか?」

このように、調べた内容を前提にした質問は、
理解度と関心の高さが伝わります。


二つ目は、「自分の関心と結びついている質問」です。

例えば、

「私は〇〇に関心があるのですが、先生の研究室ではこの分野に関連する研究は可能でしょうか?」

このように、自分の軸がある質問は、
主体性があると評価されます。


三つ目は、「未来志向の質問」であることです。

例えば、

「今後、この分野はどのように発展していくとお考えですか?」

このような質問は、
単なる情報収集ではなく、
研究への興味の深さを示します。


具体例|評価される質問

実際に使える質問の例を紹介します。

・先生の研究テーマの中で、現在特に力を入れている分野はどこでしょうか
・今後、この分野で重要になるテーマはどのようなものだとお考えですか
・修士の学生はどのようなプロセスで研究テーマを決めていますか
・研究を進める上で求められる基礎力や姿勢は何でしょうか
・私の関心である〇〇は、この研究室で扱うことは可能でしょうか

これらはすべて、

「調べた上で、自分と接続している」
という特徴を持っています。


NG質問の特徴

一方で、印象を下げてしまう質問にも共通点があります。

一つ目は、「調べれば分かる質問」です。

例えば、

・研究内容は何ですか
・どんな研究をしていますか

これはホームページを見れば分かる内容です。

この質問をすると、
「事前準備をしていない」と判断されます。


二つ目は、「受け身な質問」です。

例えば、

・おすすめの研究テーマはありますか
・何を研究すればいいですか

これは完全に他人任せの姿勢です。

研究は主体的に行うものなので、
このタイプの質問は評価が下がります。


三つ目は、「条件だけを気にする質問」です。

例えば、

・忙しいですか
・就職は良いですか

もちろん重要な要素ではありますが、
最初からこればかり聞くと、

「研究より条件重視の人」
という印象になります。


質問が出てこない人の対処法

質問が思いつかない場合は、
次の順番で考えると整理しやすくなります。

  1. 研究室の情報を調べる
  2. 気になった点に印をつける
  3. 自分の興味と重なる部分を考える
  4. 「なぜ」「どうなる」で広げる

このプロセスを踏むことで、
自然と質問は出てくるようになります。


注意点|質問の数より質

よくある誤解として、
「たくさん質問した方がいい」と思われがちですが、
必ずしもそうではありません。

浅い質問をいくつもするよりも、
深い質問を1〜2個する方が評価は高くなります。

重要なのは量ではなく、
「思考の深さ」です。


まとめ

研究室訪問での質問は、

・事前に調べた上での質問
・自分の関心とつながっている質問
・未来志向の質問

この3つが評価されやすいポイントです。

一方で、

・調べれば分かる質問
・受け身な質問
・条件だけの質問

は印象を下げる原因になります。

研究室訪問は、質問を通して
「どれだけ考えているか」を見られる場です。

ぜひ今回の内容を参考に、
評価につながる質問を準備して臨んでください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。