東京大学大学院の院試年間スケジュールを解説!いつから準備を始めるべき?

院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「東京大学大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは「東京大学大学院の院試年間スケジュール」です。

東京大学大学院を目指している方の中には、「いつから対策を始めればいいのかわからない」「出願はいつなのだろう」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

大学院入試は学部入試とは異なり、全国で同じ日程に実施されるわけではありません。東京大学大学院には複数の研究科があり、それぞれ異なるスケジュールで入試を行っています。そのため、自分の志望研究科の日程を早めに把握し、逆算して準備を進めることが合格への第一歩になります。

この記事では、東京大学大学院の年間スケジュールの特徴や、研究科ごとの出願時期、効率的な準備の進め方について分かりやすく解説します。


東京大学大学院の入試は研究科ごとに日程が異なる

東京大学大学院では、15の研究科と教育部がそれぞれ独自に入学試験を実施しています。

学部入試のように全国一斉の日程ではないため、「他の人が勉強を始めたから自分も始めよう」という考えでは間に合わないことがあります。

特に修士課程では、夏に実施される入試が中心ですが、一部の研究科では冬にも試験が行われています。また、博士課程や社会人向け選抜、秋入学などは別日程となる場合もあります。

そのため、まずは志望研究科の募集要項を確認し、出願日や試験日を正確に把握することが重要です。


5月〜6月に出願が始まる研究科

東京大学大学院では、比較的早い時期から出願が始まる研究科が数多くあります。

代表的なものとして、新領域創成科学研究科では5月頃から出願が始まり、その後6月や11月にも募集が行われる専攻があります。

また、工学系研究科、情報理工学系研究科、総合文化研究科、農学生命科学研究科、人文社会系研究科なども6月頃に出願が始まることが多く、理学系研究科、医学系研究科、薬学系研究科も同じ時期に募集が行われます。

これらの研究科を受験する場合、出願時には研究計画書や各種書類を提出しなければなりません。つまり、5月や6月になってから準備を始めるのでは遅く、春までには内容をある程度完成させておく必要があります。


7月以降に出願する研究科もある

一方で、教育学研究科、経済学研究科、数理科学研究科、学際情報学府などは7月頃から出願が始まるケースがあります。

また、学際情報学府では10月や12月にも募集が行われる場合があり、研究科によって年間複数回の募集を実施していることもあります。

さらに、公共政策大学院や法科大学院などの専門職大学院は一般の修士課程とは異なるスケジュールで選抜が行われます。

同じ東京大学大学院でも、出願時期は5月から12月頃まで幅広く設定されています。志望研究科だけでなく、自分が受験する専攻やコースの日程まで必ず確認しておきましょう。


院試対策はいつから始めるべき?

志樹舎では、遅くとも試験の半年前には本格的な準備を始めることをおすすめしています。

例えば夏入試を受験する場合であれば、学部3年生の冬から学部4年生になる頃には情報収集を始めるのが理想です。

この時期には、志望研究室や指導教員について調べ、自分が研究したいテーマと合っているか確認します。可能であれば研究室訪問を行い、研究内容や指導方針を直接聞いてみるのも良いでしょう。

また、多くの研究科ではTOEFLやTOEICなどの英語スコア提出が必要になります。スコアには有効期限があるため、余裕を持って受験しておくことが大切です。


春からは研究計画書の作成が本格化する

試験の3〜4か月前になると、研究計画書の作成を本格的に進める必要があります。

研究計画書は、大学院でどのような研究を行いたいのかを伝える最も重要な書類です。テーマを決めるだけではなく、先行研究を調べ、研究方法や期待される成果まで論理的にまとめなければなりません。

一度書いて終わりではなく、何度も推敲を重ねることで完成度が高まります。そのため、最低でも1〜2か月程度は修正期間を確保しておきたいところです。

同時に専門科目の復習も始め、過去問を分析しながら頻出分野を整理していきましょう。


試験直前は過去問と面接対策に集中する

試験まで残り1〜2か月になると、実際の試験時間を意識しながら過去問演習を繰り返します。

論述問題では、知識だけではなく論理的な説明力も評価されます。第三者に答案を読んでもらい、改善点を確認することも非常に効果的です。

また、多くの研究科では口述試験や面接が実施されます。

提出した研究計画書について質問されることが多いため、「なぜこのテーマを選んだのか」「どのような研究方法を考えているのか」といった質問に、自分の言葉で説明できるよう繰り返し練習しておきましょう。


まとめ

東京大学大学院の入試では、研究科ごとに出願日や試験日が異なります。そのため、まずは志望研究科のスケジュールを確認し、試験日から逆算して準備を進めることが重要です。

特に研究計画書や英語スコアは短期間では完成しません。早めに情報収集を始め、余裕を持って対策を進めることで、精神的な負担も大きく減らすことができます。

東京大学大学院は高いレベルが求められる入試ですが、適切なスケジュールで準備を進めれば十分に合格を目指せます。焦って直前に詰め込むのではなく、一つひとつ着実に積み重ねていきましょう。


※入試日程や募集内容は年度や研究科、専攻によって変更される場合があります。最新の募集要項や入試情報については、必ず東京大学大学院の公式サイトでご確認ください。

志樹舎 では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。