
関西学院大学大学院ってどんなところ?14研究科から大学院の全体像を知ろう
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大学院受験を考え始めたとき、「大学院では学部と何が違うのか」「どの研究科を選べばよいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。大学院というと、研究や論文といった専門的なイメージが強く、まだ研究テーマが決まっていない段階では少しハードルが高く感じられるかもしれません。
この記事では、関西学院大学大学院の仕組みや研究科の構成、大学院での学びの特徴について整理します。これから研究科や指導教員を探し、具体的な受験準備へ進むための最初の一歩として、まずは大学院全体の姿をつかんでいきましょう。
関西学院大学大学院は14研究科で構成されている

関西学院大学は、14学部14研究科を擁する総合大学で、兵庫県を中心に6つのキャンパスを展開しています。学部で学んだ専門分野をさらに深めたい方だけでなく、新しい分野へ研究の幅を広げたい方や、専門的な知識を仕事に生かしたい方にとっても、大学院は進路の選択肢のひとつになります。
関西学院大学大学院には、12の大学院研究科と2つの専門職大学院があり、合わせて14の研究科が置かれています。幅広い研究分野が用意されているため、大学院受験を検討する際には、まず自分の関心に近い研究科を探し、その研究科でどのような研究が行われているのかを確認することが大切です。
ここで注意したいのは、大学院選びを大学名だけで決めないことです。同じ大学の中でも、研究科によって扱うテーマや教育内容、所属する教員は異なります。関西学院大学大学院を志望校として考えるのであれば、「関西学院大学に進学したい」というところで止めず、「どの研究科で、誰の指導を受け、何を研究したいのか」まで具体的に調べていきましょう。
大学院研究科と専門職大学院の違いを知っておこう
関西学院大学大学院を調べるうえで、最初に理解しておきたいのが、大学院研究科と専門職大学院の違いです。大学院研究科では、専門分野について深く学びながら研究を進めます。修士課程や博士課程へ進み、研究活動を続けていく道もあります。
一方、専門職大学院は、高度な専門知識を持つ職業人の養成を目的としています。研究そのものを深める進路と、実務に結びつく専門性を高める進路では、大学院での学び方や進学後の目標も変わってきます。そのため、研究科を探す前に、自分が大学院修了後に何をしたいのかを考えてみることが重要です。
研究者を目指したいのか、現在の専門分野をさらに深めたいのか、資格や仕事につながる知識を身につけたいのかによって、選ぶべき研究科は変わります。まだ将来像が明確でなくても問題ありません。まずは「研究したいこと」と「大学院修了後にやりたいこと」をそれぞれ書き出し、その両方に合う研究科を探してみると整理しやすくなります。
関西学院大学大学院での学びにはどんな特徴がある?

関西学院大学大学院では、大学院での学びについて複数の特徴が紹介されています。そのひとつが、専門分野で研究を続ける教員や、企業・国際機関などで実務経験を持つ教員から指導を受けられる環境です。大学院では、講義を受けるだけではなく、指導教員とのやり取りを重ねながら自分自身の研究を進めていくことになります。そのため、どの教員のもとで研究するかは非常に重要です。
また、多彩な研究体制が用意され、副専攻や履修交流、留学などを通して研究の幅を広げられる点も特徴です。自分の専門だけに閉じるのではなく、必要に応じて異なる分野の知識や考え方を取り入れながら研究を進めることができます。
キャリア支援も大学院生活を考えるうえで確認しておきたいポイントです。関西学院大学では、学生の専門性や希望する進路に合わせたキャリア支援に加え、理系学生のビジネスマインド醸成を目的としたBiZCAFEなどの取り組みも行われています。大学院進学後の就職も考えている方は、研究内容だけでなく、こうした支援についても確認しておくとよいでしょう。
大学院へ進む目的を自分の言葉で整理する

大学院受験を考え始めると、「志望理由には立派なことを書かなければならない」と考えてしまう方もいるかもしれません。しかし、大学院へ進学する目的は一つではありません。学部で取り組んだテーマをさらに研究したい方もいれば、将来の仕事に必要な専門性を身につけたい方、資格取得を目指す方、研究者を目指す方もいます。
大切なのは、最初から完成された志望理由を作ることではなく、自分が大学院へ行きたい理由を少しずつ具体化することです。たとえば、学部時代に興味を持った授業、卒業論文で扱ったテーマ、仕事を通して感じた問題意識などを振り返ってみてください。その中から「もっと調べたい」「研究として考えてみたい」と思えるテーマが見つかれば、研究計画を考える手がかりになります。
院試では、研究計画書や面接などを通して、大学院で何を研究したいのかを説明する場面があります。大学院の全体像を調べることは単なる情報収集ではなく、自分の研究テーマや志望理由を固める準備にもつながります。
受験を考え始めたら研究科と指導教員を調べよう
関西学院大学大学院への進学に興味を持ったら、次に行いたいのが研究科と指導教員の確認です。まず14研究科の中から自分の関心に近い研究科を探し、その研究科の公式ページで教育内容や教員の専門分野を確認します。気になる教員が見つかったら、研究テーマや論文、研究実績などにも目を通してみましょう。
そのうえで、自分が研究したいテーマと教員の専門分野がどの程度重なっているのかを考えます。「有名な先生だから」「興味のある研究科だから」という理由だけではなく、自分の研究を実際に指導してもらえる可能性があるかという視点で探すことが大切です。
志望する研究科がある程度絞れたら、入試情報も確認します。募集要項では、出願資格、出願期間、必要書類、試験日、選考方法などを確認し、そこから逆算して研究計画書や試験対策を進めていきます。まずは関心のある研究科を2〜3程度挙げ、所属教員と研究分野を調べるところから始めてみてください。大学院全体を眺める段階から一歩進み、「自分はどこで何を研究したいのか」を具体化することが、院試準備のスタートになります。
本記事の内容は執筆時点の情報をもとにしています。入試日程、出願期間、試験内容、必要書類などは変更される場合があります。受験を検討する際は、必ず関西学院大学大学院の公式サイトおよび対象年度の最新の募集要項をご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



