立教大学大学院院試 社会人の学び直しに最適!MBA・DBAを目指せる2つの研究科の違いとは?
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社会に出てからもう一度大学院で学びたいと考える方は、近年増えています。仕事を続ける中で、「経営を体系的に学びたい」「社会課題に向き合う力を身につけたい」「今後のキャリアを広げたい」と感じる場面は少なくありません。
立教大学には、社会人の学び直しに対応した大学院として、ビジネスデザイン研究科と社会デザイン研究科があります。どちらもMBAやDBAを視野に入れた学びができる研究科ですが、学ぶ内容や目指す方向性には違いがあります。
この記事では、立教大学大学院を検討している社会人の方に向けて、ビジネスデザイン研究科と社会デザイン研究科の特徴、違い、選び方をわかりやすく解説します。
ビジネスデザイン研究科とは
ビジネスデザイン研究科は、社会人のためのビジネススクール型大学院です。
ここでいう「デザイン」とは、見た目を整えるという意味ではありません。これからのビジネスを構想し、新しい事業や価値を生み出すという意味で使われています。
現代のビジネス環境は、変化のスピードがとても速くなっています。これまで通用していた商品やサービス、組織の仕組みが、数年後には大きく変わっていることも珍しくありません。
そのような時代に必要なのは、与えられた環境に合わせるだけではなく、自分たちで新しい環境や事業をつくり出す力です。
ビジネスデザイン研究科では、このような力を持つ「ビジネスクリエーター」の育成を目指しています。
企業の中で新規事業を立ち上げたい方、経営企画や事業開発に関わりたい方、将来的に起業を考えている方にとって、実践的に学べる環境といえるでしょう。
ビジネスデザイン研究科の学びの特徴
ビジネスデザイン研究科の特徴は、多様な社会人が集まる環境にあります。
業種、職種、年齢、性別、国籍などが異なる学生が集まり、それぞれの経験を持ち寄りながら学びます。
社会人大学院では、授業で学ぶ知識だけでなく、同じ教室で学ぶ仲間から受ける刺激も大きな財産になります。
例えば、メーカーで働く人、金融業界で働く人、IT企業に勤める人、医療や教育分野に関わる人が同じテーマについて議論すると、同じ問題でも見方が大きく変わります。
ビジネスデザイン研究科では、経営の基礎知識や意思決定の力を身につけながら、実際に新しいビジネスを考える実践的な学びが重視されています。
また、働きながら学べるように、夜間や土曜日の授業を活用して修了を目指せる時間割が組まれています。
仕事を辞めずに大学院へ進学したい社会人にとって、学びやすい仕組みが整っている点は大きな魅力です。
社会デザイン研究科とは
社会デザイン研究科は、社会課題の発見と解決を目指す大学院です。
2024年4月に、21世紀社会デザイン研究科 比較組織ネットワーク学専攻から、社会デザイン研究科 社会デザイン学専攻へ名称変更されました。
この研究科の特徴は、営利企業だけでなく、NPO、NGO、行政、地域コミュニティ、ボランティア組織など、社会を支えるさまざまな組織を研究対象としている点です。
ビジネスの利益だけを追求するのではなく、社会の課題をどのように解決していくかを考える学びが中心になります。
例えば、地域のつながりづくり、災害時の支援体制、NPOの運営、企業のCSR、SDGsに関わる活動、ソーシャルビジネスなどがテーマになります。
社会のために何かをしたいけれど、感覚だけではなく理論や方法を学びたい。そのような方に向いている大学院です。
社会デザイン研究科の学びの特徴
社会デザイン研究科では、「コミュニティデザイン学」「グローバルリスクガバナンス」「社会組織理論」という3つの柱を中心に学びます。
地域社会の課題から、国際的なリスク、組織の運営まで、幅広いテーマを扱う点が特徴です。
また、NPO、財団、行政、メディアなど、さまざまな分野で実際に活動している専門家から学べる機会もあります。
現場の課題を研究の中で考え、研究で得た知見をまた現場に戻していく。この往復が、社会デザイン研究科の大きな魅力です。
社会人対応の大学院として、昼夜開講や土曜日の授業も活用できるため、働きながら学びやすい環境があります。
さらに、厚生労働大臣指定の教育訓練講座として指定を受けている点も、社会人にとって確認しておきたいポイントです。
ビジネスデザイン研究科と社会デザイン研究科の違い
2つの研究科は、どちらも社会人が学びやすい大学院であり、MBAやDBAを視野に入れた高度な学びができます。
ただし、目指す方向性には違いがあります。
ビジネスデザイン研究科は、主に企業活動や新規事業、経営戦略、ビジネスモデルの構築に関心がある方に向いています。
企業の中でリーダーシップを発揮したい方、新しいサービスを生み出したい方、将来的に経営に関わりたい方に適した研究科です。
一方、社会デザイン研究科は、社会課題の解決や公共性、非営利組織、地域社会、CSR、SDGsなどに関心がある方に向いています。
企業に所属していても、社会貢献や地域連携、サステナビリティに関わる仕事をしている方には、社会デザイン研究科の学びが大きく役立つでしょう。
簡単に整理すると、ビジネスを通じて新しい価値を生み出したい方はビジネスデザイン研究科、社会課題の解決や公共的な活動を深めたい方は社会デザイン研究科が合いやすいといえます。
どちらを選ぶべきか迷ったときの考え方
研究科選びで迷ったときは、「自分が将来どのような場面で学びを活かしたいのか」を考えることが大切です。
例えば、会社の中で新規事業を任されたい、経営戦略を学びたい、起業の準備をしたいという方は、ビジネスデザイン研究科が合いやすいでしょう。
一方で、NPOを立ち上げたい、地域課題を解決したい、企業のCSRやSDGs部門で働きたい、社会的インパクトのある活動をしたいという方は、社会デザイン研究科が向いています。
また、社会人大学院では、通いやすさも重要です。夜間や土曜日の授業、オンライン対応の有無、職場からの距離なども確認しておきましょう。
学びたい内容と生活リズムが合っているかを確認することで、入学後のミスマッチを防ぐことができます。
まとめ
立教大学のビジネスデザイン研究科と社会デザイン研究科は、どちらも社会人の学び直しに適した大学院です。
ビジネスデザイン研究科は、新規事業、経営、ビジネスモデル、企業変革を学びたい方に向いています。
社会デザイン研究科は、NPO、地域社会、公共性、CSR、SDGs、社会課題の解決に関心がある方に向いています。
どちらも働きながら学びやすい仕組みがあり、社会人が今後のキャリアを見直すうえで大きな選択肢になります。
大学院進学は、単に学歴を増やすためだけのものではありません。自分の経験を整理し、新しい知識を得て、次のキャリアへ進むための大切な時間です。
立教大学大学院での学び直しを考えている方は、自分がビジネスを変えたいのか、社会を変えたいのか、その方向性を見つめながら研究科を選んでみてください。
※入試制度、カリキュラム、学位名称、開講形態などは変更される場合があります。最新の情報については必ず立教大学公式サイトをご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


