大学院進学を考えるとき、多くの方が気になるのが学費や生活費といったお金の問題です。

特に慶應義塾大学のような私立大学の場合、「進学したい気持ちはあるけれど費用面が不安」という方も多いのではないでしょうか。

ただし、大学院にはさまざまな奨学金制度が用意されており、正しく活用すれば負担を大きく減らすことができます。

この記事では、慶應義塾大学大学院に進学する際に知っておきたい奨学金情報の探し方と、日本学生支援機構の返還免除制度について解説します。


奨学金情報は公式サイトでまとめて確認する

まず最初にやるべきことは、奨学金制度の全体像を把握することです。

慶應義塾大学では、大学院生向けの奨学金情報が公式ウェブサイトの「大学院向け奨学金」ページにまとめられています。

このページでは、大学独自の奨学金だけでなく、日本学生支援機構や民間団体の奨学金など、複数の制度を確認することができます。

給付型の奨学金や貸与型の奨学金など、制度ごとに条件や内容が異なるため、自分に合ったものを見つけるためにも一度しっかり目を通しておくことが重要です。

また、留学生向けの奨学金については別のページで案内されているため、対象となる方はそちらも確認しておきましょう。


日本学生支援機構の返還免除制度とは

大学院生の奨学金としてよく利用されるのが、日本学生支援機構の第一種奨学金です。

この奨学金は無利子で借りることができる制度ですが、大学院生にとって特に重要なのが「特に優れた業績による返還免除」という仕組みです。

これは、大学院在学中に優れた研究成果などを上げた学生に対して、貸与された奨学金の返還が免除される可能性がある制度です。

免除の対象となると、全額または半額の返還が不要になる場合もあり、金銭的な負担を大きく軽減できる可能性があります。

ただし、この制度は誰でも自動的に適用されるわけではなく、選考があります。

そのため、制度の存在を知ったうえで、早い段階から意識しておくことが大切です。


進学前から募集が始まるケースがある

この返還免除制度で特に注意したいのが、「進学前から募集が行われることがある」という点です。

実際に慶應義塾大学の入試関連情報では、2026年度修士課程および専門職学位課程の進学予定者を対象とした、日本学生支援機構第一種奨学金の返還免除内定候補者の募集が案内されています。

ここで重要なのは、「進学予定者」が対象になっているという点です。

つまり、大学院に入学してからではなく、合格前後の段階で情報を確認しておかないと、この制度に応募できない可能性があります。

奨学金は「入学後に考えればいい」と思われがちですが、実際には入学前から動いているかどうかでチャンスが変わることがあります。


情報収集のタイミングが結果を左右する

奨学金制度は毎年同じ内容とは限らず、募集時期や条件も変わることがあります。

そのため、志望研究科の情報だけでなく、大学の「入試関連情報一覧」やお知らせページを定期的に確認することが重要です。

特に秋から冬にかけては、奨学金に関する重要な案内が出ることが多いため、見逃さないように注意しましょう。

情報を早くキャッチできれば、それだけ準備の余裕も生まれます。

逆に、情報を知らなかったことで応募できなかった場合、その差はそのまま経済的な負担の差につながります。

大学院受験では、試験対策だけでなく、こうした情報収集も重要な準備の一つです。


まとめ|奨学金は進学前から動くことが重要

慶應義塾大学大学院の奨学金制度は、公式サイトの「大学院向け奨学金」ページから確認することができます。

その中でも、日本学生支援機構の「特に優れた業績による返還免除制度」は、大学院生にとって大きなメリットのある制度です。

ただし、この制度は進学前から募集が行われることもあるため、早めの情報収集が欠かせません。

入試情報とあわせて奨学金の情報もチェックし、進学後の負担を見据えた準備を進めていきましょう。

経済面の不安を減らすことは、安心して研究に集中するための大切なポイントになります。


※本記事の内容は変更される可能性があります。必ず公式サイトをご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。