「今の学部とは違う分野に進みたい」「他大学から慶應の大学院に挑戦したい」と考えている方は少なくありません。
一方で、「出身学部が違うと不利なのではないか」「そもそも出願できるのか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、慶應義塾大学大学院において、出身学部や大学が異なる場合でも出願できるのかという基本ルールと、実際に準備を進めるうえで知っておきたい注意点について解説します。
出身学部が違っても出願は可能|条件を満たせばチャンスはある
結論から言うと、出願資格を満たしていれば、出身学部や出身大学に関係なく、慶應義塾大学大学院に出願することは可能です。
たとえば、文系学部から理系寄りの融合領域に進むケースや、他大学から慶應の専門性の高い研究科に進学するケースも実際にあります。
政策・メディア研究科やシステムデザイン・マネジメント研究科などは、特に多様なバックグラウンドを持つ学生を受け入れていることで知られています。
そのため、「出身が違うから無理」と最初からあきらめる必要はありません。まずは出願資格を確認し、自分の進みたい分野に挑戦できるかどうかを見極めることが大切です。
研究科によっては履修条件がある点に注意
ただし、出身学部を問わず出願できるとはいえ、完全に自由というわけではありません。
研究科によっては、「特定の科目を履修していること」が出願条件として設定されている場合があります。
たとえば、経済学や統計学、基礎的な法律科目など、研究を進めるうえで必要となる知識が前提として求められることがあります。
これらの条件を満たしていない場合、出願そのものができない、あるいは選考で不利になる可能性があります。
そのため、志望する研究科が決まったら、必ず入学試験要項を確認し、「履修条件」が設定されていないかをチェックすることが重要です。
特に他分野からの挑戦を考えている方は、この確認を怠らないようにしましょう。
入学後に困らないために|基礎知識は事前に身につける
他学部・他分野から進学する場合に、見落としがちなのが入学後の学びの進み方です。
大学院は学部とは違い、「授業を受けて基礎から学ぶ場所」ではなく、「研究を進める場所」です。
そのため、授業やゼミは「すでに基礎知識があること」を前提に進むことが多く、初歩的な内容を一から説明してもらえるわけではありません。
たとえば、統計を使う研究であれば、基本的な分析手法を理解していることが前提になりますし、法学系であれば基本的な法律用語を理解していることが求められます。
この前提を理解せずに進学すると、授業についていけず苦労する可能性があります。
そのため、出願準備と並行して、志望分野の基礎知識を自分で学んでおくことが非常に重要です。
具体的には、入門書を読む、学部レベルの教科書で復習する、オンライン講義を活用するなど、自分に合った方法で基礎を固めていきましょう。
まとめ|分野変更はチャンスだが準備がすべてを左右する
慶應義塾大学大学院では、出身学部や大学が異なっていても出願は可能です。
これは、自分のこれまでの経験を新しい分野で活かすチャンスでもあります。
ただし、研究科ごとに履修条件が設定されている場合があること、そして入学後は基礎知識がある前提で進むことを理解しておく必要があります。
出願できるかどうかを確認するだけでなく、「入学後にやっていけるか」という視点で準備を進めることが大切です。
まずは志望研究科の入試要項を確認し、必要な条件を整理したうえで、基礎知識の習得に取り組んでいきましょう。
※本記事の内容は変更される可能性があります。必ず公式サイトをご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



