プレゼンでは話す内容だけでなく、姿勢や動作といったボディランゲージも重要な要素です。

人は言葉だけでなく、相手の姿勢や動きから自信や誠実さを感じ取ります。大学院入試(院試)のプレゼンでも、落ち着いた立ち姿や自然なジェスチャーは、聞き手に安心感を与えることにつながります。

ここでは、プレゼンで意識しておきたい基本的なポイントを紹介します。


1. 落ち着いた姿勢で立つ

まず大切なのは、安定した立ち姿です。

肩の力を抜き、背筋を伸ばして、両足に均等に体重をかけて立つと自然で落ち着いた印象になります。

一方で、次のような姿勢は避けた方がよいとされています。

  • 腕を組む
  • 手を後ろで組む
  • 演台や机に寄りかかる

これらは無意識のうちに閉じた印象を与えることがあります。体の向きを聞き手の方へ向けることを意識すると、話しかけている印象が伝わりやすくなります。


2. 手の動きを自然に使う

プレゼンでは、手の動きを使うことで説明が分かりやすくなることがあります。

例えば、

  • 説明する内容を示す
  • 複数の要素を数える
  • 比較する対象を左右で示す

といった動作は、聞き手が内容を理解する助けになります。

ただし、動きを大きくしすぎたり、落ち着きなく手を動かしたりすると逆効果になるため、自然な範囲で使うことが大切です。


3. ジェスチャーで論理を補助する

ジェスチャーは、話の構造を視覚的に示す役割もあります。

例えば、

  • 「3つのポイントがあります」と言いながら指を3本立てる
  • 比較する内容を左右の手で示す
  • 規模の大きさを両手の広がりで表す

こうした動作を加えることで、説明の内容がより伝わりやすくなります。


まとめ:姿勢と動作もプレゼンの一部

プレゼンでは、言葉だけでなく身体の動きも重要なコミュニケーション手段です。

  • 安定した姿勢で立つ
  • 自然なジェスチャーを使う
  • 説明の内容に合わせて手の動きを補助的に使う

こうした点を意識して練習しておくと、本番でも落ち着いてプレゼンができるようになります。

練習の際には、鏡の前や動画撮影を使って自分の姿勢や動きを確認してみるのもおすすめです。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。