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今回のテーマは、早稲田大学大学院の面接で落ちる人の特徴についてです。

早稲田大学大学院の面接は、書類審査を通過した受験生が受ける重要な選考です。研究計画書の内容が良くても、面接での答え方や態度によって評価を下げてしまうことがあります。

面接は、単なる本人確認ではありません。研究内容の理解度、専門分野の基礎知識、語学力、そして早稲田大学で学ぶ目的が一貫しているかを見られる場です。

この記事では、早稲田大学大学院の面接で落ちる人に多い特徴と、避けるべきNG回答例を分かりやすく整理します。


結論|落ちる人は「研究の意義」と「基礎力」を説明できない

結論として、早稲田大学大学院の面接で評価を下げやすい人は、自分の研究について深く説明できない人です。

特に、「なぜその研究をするのか」「社会にどう役立つのか」「専門分野の基礎を理解しているか」を自分の言葉で答えられない場合、厳しい評価につながります。

面接では、暗記した答えよりも、考えの筋道が通っているかが重視されます。


NG例1|社会的意義を語れない

早稲田大学は、建学の理念として「学問の活用」を掲げています。

これは、学問を学ぶだけで終わらせるのではなく、実社会の課題解決や発展に役立てるという考え方です。

そのため、面接で研究目的を聞かれたときに、「学部時代からこの理論に興味があり、もっと深く知りたいと思ったからです」とだけ答えてしまうのは危険です。

もちろん興味や関心は大切ですが、それだけでは研究の社会的意義が伝わりません。

評価されるためには、「この研究によって、どのような社会課題の理解や解決に貢献できるのか」まで説明する必要があります。

例えば、アジア太平洋研究科では、国際社会の課題を把握し、解決できる力が重視されます。自分の研究がどの課題と関係しているのかを説明できないと、大学院で研究する目的が弱く見えてしまいます。


NG例2|専門分野の必須知識を説明できない

面接では、研究計画書の内容だけでなく、専門分野の基礎知識も確認されます。

「その専門用語については、入学後に勉強する予定です」と答えてしまうと、評価は下がりやすくなります。

大学院は、基礎からすべてを教えてもらう場所ではありません。研究を進めるための基本的な知識は、入学前の段階で一定程度求められます。

例えば経済学研究科では、面接において経済学の必須知識が評価対象になるとされています。専門用語や基礎理論について、口頭で説明できる準備が必要です。

重要なのは、難しい言葉を並べることではありません。基本的な概念を、自分の研究テーマと結びつけながら、分かりやすく説明できることです。


NG例3|語学力チェックで沈黙してしまう

早稲田大学大学院の面接では、語学力が確認される場合があります。

英語スコアを提出しているからといって、面接で英語が一切問われないとは限りません。

例えば経済学研究科では、語学力も評価の対象になることがあります。また、アジア太平洋研究科では、日本語で受験する場合でも、必要に応じて英語能力を問われる可能性があります。

面接官から突然英語で質問されたときに、完全に沈黙してしまうと、実用的な語学力に不安があると判断される可能性があります。

完璧な英語で話す必要はありませんが、自分の研究テーマ、志望理由、将来の目標について、簡単な英語で説明できる準備はしておきましょう。


NG例4|オンライン面接のルールを守れない

近年は、Zoomなどを使ったオンライン面接が行われる研究科もあります。

オンライン面接では、回答内容以前に、ルール違反によって評価を下げる可能性があります。

例えば、バーチャル背景の使用が禁止されている場合があります。部屋の様子を確認する必要があるため、背景を隠す行為は避けるべきです。

また、面接中に別の通信機器を使ったり、パソコンで検索したりする行為は、不正行為とみなされる可能性があります。

さらに、面接官から「カメラを動かして部屋全体を映してください」と指示されることもあります。このような指示には落ち着いて従う必要があります。

通信トラブルが起きた場合も注意が必要です。大学から電話やメールで連絡が来た際に対応できないと、試験放棄とみなされる可能性があります。


面接で評価されるために必要な準備

面接対策では、想定質問を丸暗記するよりも、自分の研究を深く理解することが大切です。

特に、「なぜこのテーマなのか」「なぜ早稲田なのか」「この研究は社会にどう役立つのか」は必ず答えられるようにしておきましょう。

また、専門分野の基本用語や先行研究についても、口頭で説明する練習が必要です。

オンライン面接の場合は、通信環境、カメラ位置、音声、背景、連絡手段まで事前に確認しておくと安心です。


まとめ|面接は研究の理解度がそのまま出る試験

早稲田大学大学院の面接で落ちる人は、研究計画書の内容を自分の言葉で説明できない傾向があります。

社会的意義、専門知識、語学力、オンライン面接のルールなど、見られるポイントは多岐にわたります。

大切なのは、表面的な受け答えではなく、自分の研究を本当に理解している状態で本番に臨むことです。

事前に声に出して練習し、想定外の質問にも落ち着いて対応できる準備をしておきましょう。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。