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今回のテーマは、早稲田大学大学院の研究科の選び方についてです。
早稲田大学大学院には、政治学・経済学・理工学・教育学・スポーツ科学・アジア太平洋研究科など、多くの研究科があります。選択肢が多いことはメリットですが、その分「どこを選べばいいのか分からない」と悩む方も多いです。
また、研究科ごとに制度や学び方が異なるため、選び方を間違えると入学後にミスマッチを感じる可能性もあります。
本記事では、研究科選びで見るべきポイントと、早稲田ならではの強みである他大学との交流制度について解説します。
結論|分野だけでなく「学び方と制度」で選ぶべき
結論として、研究科選びは単に学びたい分野だけで決めるべきではありません。
修了までの期間、通学スタイル、そして将来のキャリアとのつながりまで含めて考えることが重要です。
同じ早稲田大学大学院でも、研究科によって学び方や環境は大きく異なるため、自分の状況に合った選択が必要です。
修了期間と学び方で選ぶ
まず確認したいのが、修了までの期間と学び方です。
社会人の場合、仕事と両立できるかどうかが大きなポイントになります。例えば創造理工学研究科の経営デザイン専攻では、夜間開講が行われており、働きながら通うことが可能です。また、1.5年で修了できるコースも用意されています。
経済学研究科でも、一定の条件を満たす社会人に対して1.5年修了制度が設けられています。
一方で、短期間で集中して学びたい方には、1年制コースがある研究科もあります。法学研究科の先端法学専攻、人間科学研究科、スポーツ科学研究科などでは、1年間で修了できるプログラムが用意されています。
このように、同じ修士課程でも期間やスタイルは大きく異なります。自分の生活に無理がないかを考えた上で選ぶことが重要です。
早稲田ならではの強み|他大学との交流協定
早稲田大学大学院の大きな特徴の一つが、他大学との連携です。
早稲田大学は、東京大学、京都大学、慶應義塾大学と学生交流協定を結んでおり、条件を満たせば他大学で研究指導を受けることができます。
例えば、早稲田に在籍しながら、特定の分野については東京大学や京都大学の教員から指導を受けるといった学び方が可能です。
これにより、複数のトップ大学の知見に触れながら研究を進めることができ、専門性をより深めることができます。
また、理系分野では他大学との共同専攻も設置されており、研究環境の幅が広がっています。
こうした制度は、研究者や高度専門職を目指す方にとって大きなメリットとなります。
入試データから見る選び方
研究科選びでは、入試データも重要な判断材料になります。
例えば社会科学研究科では、2025年度の一般入試で志願者152名に対して合格者26名となっており、倍率は約5.8倍です。一方で、社会人特別入試では志願者39名に対して合格者12名で、倍率は約3.2倍となっています。
このように、入試方式によって難易度が変わるため、自分の状況に合った方式を選ぶことが重要です。
また、法務研究科の未修者試験では、2025年度の合格者の50.9%が社会人または法学部以外の出身者となっています。
このデータからも分かるように、異分野からの挑戦が歓迎されている研究科もあります。
現在の専攻にとらわれず、自分の目的に合った分野に挑戦することも十分可能です。
研究科選びで失敗しないためのポイント
研究科選びで大切なのは、「今」と「将来」の両方を考えることです。
今の自分の状況として、仕事との両立ができるか、通学に無理がないかを確認する必要があります。
同時に、修了後にどのようなキャリアを目指すのかも考えることが重要です。研究職を目指すのか、実務に活かすのかによって、選ぶべき研究科は変わります。
また、指導教員の研究内容と自分のテーマが合っているかも重要なポイントです。
単に大学名で選ぶのではなく、自分の目的に合った環境かどうかを見極めることが、後悔しない選択につながります。
まとめ|戦略的に選ぶことが重要
早稲田大学大学院の研究科は多様であり、それぞれに特徴があります。
分野だけでなく、修了期間や通学スタイル、そして他大学との連携なども含めて考えることが重要です。
特に早稲田は、他大学との交流制度を活用できる点で、研究環境の幅が広い大学院です。
自分のキャリアや目標から逆算し、最適な研究科と入試方式を選ぶことが合格への第一歩になります。
※本記事の内容は概要です。最新の募集要項や制度の詳細については、必ず公式サイトをご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



