プレゼンが終わったあとには、多くの場合質疑応答の時間があります。
この時間を不安に感じる受験生も多いですが、大学院入試(院試)のプレゼンでは、質疑応答は研究への理解を深めてもらう機会でもあります。
その準備として有効なのが、補足スライド(アペンディックス)を用意しておく方法です。
本編では説明しきれない情報をまとめておくことで、質問に対して落ち着いて補足説明ができます。
1. 想定される質問を整理しておく
プレゼン準備の段階で、次のような質問が想定されます。
- データのサンプル数はどれくらいか
- その研究手法を選んだ理由は何か
- 研究がうまく進まない場合の代替案はあるか
こうした疑問に対する説明を、あらかじめ補足スライドとして用意しておくと安心です。
練習中に出た質問や、自分自身が気になっている点を書き出しておくと、準備がしやすくなります。
2. 必要なときに補足スライドを示す
質疑応答で関連する質問が出た場合、
「その点については、補足資料をご覧ください」
と説明しながらスライドを示すと、視覚的に理解してもらいやすくなります。
このように準備された資料があると、説明も落ち着いて進めることができます。
3. 補足スライドには詳細データを入れる
補足資料では、本編では省略した情報をまとめておきます。
例えば、
- 詳細なデータ表
- 追加の図やグラフ
- 実験装置や調査方法の写真
- アンケートの分析結果
こうした情報があると、研究の裏付けをより具体的に示すことができます。
まとめ:補足資料は安心して説明するための準備
プレゼン本編は限られた時間で説明する必要があります。
そのため、
- 本編は要点を簡潔に
- 詳細は補足スライドで準備
という形で資料を整理すると、プレゼン全体の構成が分かりやすくなります。
練習を重ねる中で出てきた疑問点や補足説明をまとめておくと、質疑応答でも落ち着いて対応しやすくなります。
志樹舎
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



