試験中、

「見慣れないテーマが出た」
「書き始めたのに途中で言葉が出てこない」

そんな瞬間に戸惑うことは、誰にでも起こり得ます。

大切なのは、焦らず思考を整え直すことです。
ここでは、頭が整理しづらくなったときに役立つ、シンプルな立て直し方法をご紹介します。

1. 9マスのメモで連想を広げる

余白に、縦3×横3のマスを書き、中央にテーマを書いてみましょう。

例えばテーマが「自由」の場合:

中央:自由

周囲のマスに、思いつく言葉を書き出します。

責任/法律/時間/選択/お金/孤独/社会/ルール

関連が弱くても大丈夫です。書き出すことで思考が広がります。

そこから、

  • 自由には責任が伴う
  • 選択肢の多さは自由と言えるのか
  • ルールがあるからこそ安心して行動できる

といった論点が自然に見えてきます。

書くことが浮かばないときは、まず言葉を並べることから始めてみましょう。

2. 反対の視点から考えてみる

テーマについて考えが進まないときは、反対の概念を思い浮かべる方法も有効です。

「自由」が難しければ、「不自由」とは何かを考えてみます。

  • どんな場面で不自由を感じるのか
  • ルールがなければ本当に自由と言えるのか

反対側から考えることで、テーマの意味がより明確になります。

視点を変えることは、新しい考えの入口になります。

3. 言葉の意味を整理する

どうしても考えがまとまらない場合は、言葉の意味から出発してみましょう。

例:

「自由とは、単に束縛がない状態ではなく、自ら選択できる状態だと考えられる。」

このように定義を示すことで、議論の出発点が明確になり、その後の説明がしやすくなります。

まとめ:落ち着いて思考を整えれば大丈夫

試験中に手が止まる瞬間があっても、それは特別なことではありません。

・言葉を書き出して連想を広げる
・反対の視点から考える
・言葉の意味を整理する

こうした方法を知っているだけで、思考を落ち着いて再スタートできます。

深呼吸を一つして、紙の上に言葉を書き出してみてください。
そこから、あなたの考えは必ず動き始めます。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。