作文や小論文のテーマはさまざまです。

「継続について」「協力について」「困難を乗り越えた経験」など、出題の形は変わっても、問われている本質は共通しています。

すべてのテーマに対して別々の体験を準備する必要はありません。
大切なのは、自分の経験をテーマに合わせて活かせる形で整理しておくことです。

ここでは、大学院入試に向けて準備しておくと安心な「軸となるエピソード」の考え方をご紹介します。

1. 3つの軸となる経験を整理しておく

これまでの経験の中から、次のようなテーマに関わる出来事を振り返ってみましょう。

  • 継続して取り組んだ経験(部活動、研究、趣味、資格学習など)
  • 他者と協力して成し遂げた経験(チーム活動、プロジェクト、共同作業など)
  • 困難や挫折を乗り越えた経験(失敗、壁に直面した出来事、試行錯誤の過程)

これらは多くのテーマに共通して活かすことができます。

2. 視点を変えることでテーマに対応できる

一つの経験でも、焦点の当て方によって伝えられる意味が変わります。

例えば、ある活動を続けた経験がある場合:

  • 継続のテーマ → 粘り強く続けた姿勢
  • 協力のテーマ → 周囲と支え合った経験
  • 困難のテーマ → 壁に直面したときの工夫と学び

事実は一つでも、「そこから何を学んだか」という視点を変えることで、さまざまな問いに応えることができます。

3. 具体性を加えて整理しておく

事前に整理しておくことで、試験本番でも落ち着いて書くことができます。

例えば、次のような具体的な情報を添えておくと、内容に説得力が生まれます。

  • 期間(例:3年間、半年間)
  • 規模(例:メンバー20名、来場者500人)
  • 取り組んだ時間や工夫

400字程度で要点をまとめたメモを作っておくと、どのテーマにも応用しやすくなります。

まとめ:自分の経験を「活かせる形」に整えておこう

試験は、その場で新しい体験を思い出す場ではありません。
これまでの経験を整理し、どのような学びを得たのかを伝える場です。

自分の経験を振り返り、テーマに応じて活かせる形に整えておくことで、どんな問いにも落ち着いて向き合うことができます。

まずは、自分の歩みの中から大切な経験を3つ選び、そこから得た学びを書き出してみてください。
それが、大学院での学びへとつながる土台になります。

志樹舎 では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。

多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。

「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ 無料相談 にお申込みください。


※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。