関西大学大学院 社会学研究科、3つの専攻はどう違うのか

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今回のテーマは「関西大学大学院 社会学研究科、3つの専攻はどう違うのか」です。

関西大学大学院の社会学研究科には、社会学専攻、社会システムデザイン専攻、メディア専攻という3つの専攻があります。同じ社会学研究科の中でも、専攻によって試験日が異なる場合があるため、志望する専攻を早めに決めておくことが大切です。

3つの専攻の特徴

社会学専攻は、社会学の理論や社会調査の手法を用いて、幅広い社会現象を研究する専攻です。社会システムデザイン専攻は、社会の仕組みや制度の設計、政策的な視点を重視した研究を行います。メディア専攻は、メディアやコミュニケーションに関する研究を専門としています。同じ社会学という枠組みの中でも、それぞれ重視する視点や方法論が異なるため、自分の研究したいテーマがどの専攻に近いのかを、早い段階で見極める必要があります。

試験日の違いに注意する

2027年度春学期入学の10月募集では、社会学専攻と社会システムデザイン専攻の試験が2026年10月11日に行われるのに対し、メディア専攻は10月10日と11日の2日間で実施されます。2月募集についても同様に、社会学専攻と社会システムデザイン専攻は2027年2月20日、メディア専攻は2月19日と20日の2日間となっています。専攻によって試験の日数や日程が異なるため、出願前に必ず自分の志望する専攻の日程を確認してください。

研究計画書は専攻の特色を意識する

研究計画書を書く際は、自分が志望する専攻の特色を意識することが大切です。例えば社会システムデザイン専攻を志望するのであれば、単に社会現象を分析するだけでなく、その分析をどう制度設計や政策提言に結びつけるかという視点を盛り込むと、専攻の趣旨に合った内容になります。メディア専攻であれば、メディアやコミュニケーションという切り口から、自分の関心テーマをどう捉えているかを明確に示すとよいでしょう。

指導教員の専門分野を確認する

専攻を決めたら、その専攻に所属する教員の研究内容を確認し、自分の研究テーマと近い分野を持つ教員を探しておきましょう。関西大学大学院では、研究内容に応じた教員の紹介は行っていないため、自分自身で教員情報を調べ、直接連絡を取る必要があります。

入試種別も専攻や課程によって異なる

社会学研究科の博士課程前期課程には、学内進学試験、一般入学試験、外国人留学生入学試験、社会人入学試験があります。10月募集の出願登録期間は2026年8月21日から9月4日、2月募集は2026年12月18日から2027年1月8日です。専攻によって入試種別に違いがある場合もあるため、志望する専攻のページで対象となる区分を必ず確認してください。

社会調査の視点を持つ

社会学研究科では、フィールドワークやアンケート調査など、実際に社会に出て情報を集める研究手法がよく用いられます。研究計画書を書く際には、自分がどのような対象に、どのような方法でアプローチしたいのかを、できるだけ具体的にイメージしておくとよいでしょう。調査の実現可能性についても、教員に相談しておくと安心です。

倫理的な配慮も忘れずに

人を対象とした調査を行う研究では、調査対象者への配慮や、個人情報の取り扱いなど、倫理的な側面への理解も求められます。研究計画書の中で、こうした配慮についても触れておくと、研究への理解の深さが伝わりやすくなります。入学後には、大学が定める倫理審査などの手続きが必要になる場合もあることを知っておきましょう。

統計の基礎知識も見直しておく

社会学の研究では、アンケート調査の結果を統計的に分析する場面も多くあります。学部時代の統計の授業から時間が経っている方は、出願準備の期間を使って基礎を復習しておくと、入学後の学びの負担を減らすことができます。

研究計画書と専攻の相性を確認する

研究計画書の内容が固まってきたら、一度、志望する専攻の方向性と自分のテーマが本当に合っているかを見直してみましょう。専攻を決めた後に、実は別の専攻のほうがテーマに合っていたと気づくケースもあります。早い段階で教員に相談し、専攻選びに間違いがないか確認しておくと安心です。

迷ったら説明会で相談する

社会学専攻とシステムデザイン専攻、メディア専攻のどれが自分に合っているか迷った場合は、大学院Web相談会や進学説明会で、教員や入試センター職員に相談してみることをおすすめします。専攻選びは研究テーマの方向性を左右する重要な選択なので、慎重に検討しましょう。

専攻を決めたら一貫した対策を

専攻が決まったら、その専攻に求められる視点を意識しながら、研究計画書や面接対策を進めていきましょう。専攻ごとの特色を理解したうえでの一貫した準備が、合格につながる近道です。


専攻ごとの入試日程や内容は変更される場合があります。出願前には必ず関西大学大学院入試情報サイトの公式情報をご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。