関西大学大学院 心理学研究科、心理学専攻と心理臨床学専攻の違い

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今回のテーマは「関西大学大学院 心理学研究科、心理学専攻と心理臨床学専攻の違い」です。

関西大学大学院の心理学研究科には、心理学専攻と心理臨床学専攻があります。どちらも心理学を扱う専攻ですが、目指す方向性や入試の仕組みに違いがあるため、それぞれの特徴を理解したうえで準備を進める必要があります。

心理学専攻と心理臨床学専攻の違い

心理学専攻は、実験心理学や認知心理学、社会心理学など、心理学の幅広い分野を研究の対象としています。一方、心理臨床学専攻は、臨床心理士や公認心理師といった、心理支援の専門職を目指す方に向けた専攻です。心理臨床学専攻は、博士課程前期課程の10月募集において一般入学試験のみが実施されるなど、入試区分が心理学専攻とは異なる場合があります。志望する専攻によって出願できる区分が変わるため、必ず自分の志望専攻の入試ページを確認してください。

心理臨床学専攻ならではの注意点

心理臨床学専攻では、演習担当教員に対する個別の連絡、例えばメールや手紙などでの相談には対応していません。教員への相談を希望する場合は、大学院Web相談会や進学説明会に参加し、その場で用意されている個別相談の機会を利用する必要があります。進学説明会は事前申込制で、本学の学生のみが参加できる回もあるため、参加条件も事前に確認しておきましょう。

心理学専攻の対策のポイント

心理学専攻を目指す場合は、自分がどの研究領域に関心があるのかを明確にし、その領域を専門とする教員を早めに探しておくことが大切です。実験心理学であれば実験計画の妥当性、社会心理学であれば調査方法の適切さなど、専攻によって研究計画書に求められる視点が異なります。自分の関心分野に応じて、必要な知識を整理しておきましょう。

入試日程の確認

2027年度春学期入学の10月募集では、試験日は2026年10月11日、出願登録期間は2026年8月21日から9月4日です。2月募集の場合は、試験日が2027年2月20日、出願登録期間は2026年12月18日から2027年1月8日です。専攻によって出願できる入試種別が異なるため、日程だけでなく区分も合わせて確認してください。

資格取得を見据えた進路選択

心理臨床学専攻を目指す方の多くは、公認心理師や臨床心理士といった資格取得を見据えています。資格取得には、大学院での学びに加えて、実習など特定の要件を満たす必要がある場合があります。自分が目指す資格の要件と、心理臨床学専攻のカリキュラムが合っているかどうかも、進学前に確認しておきたいポイントです。

統計や研究法の基礎も見直しておく

心理学の研究では、統計的な手法を用いてデータを分析する場面が多くあります。学部時代に学んだ研究法や統計の知識にブランクがある場合は、出願までの期間を使って基礎を復習しておくと、入学後の学びがスムーズになります。研究計画書の中でも、どのような分析方法を想定しているかを示せると、内容の説得力が増します。

心理臨床学専攻の実習について知っておく

心理臨床学専攻では、大学院での学びの中に、実習の機会が組み込まれています。実習先や実習内容の詳細は、進学説明会や公式の募集要項で確認できます。臨床現場での実践的な学びに関心がある方は、こうした実習の位置づけについても、入学前にしっかり理解しておくとよいでしょう。

関連する資格の情報も集めておく

心理学専攻、心理臨床学専攻のどちらを目指す場合も、自分が将来取得したい資格がある場合は、その資格の受験要件と大学院での学びがどう結びつくのかを、早い段階で確認しておくことが大切です。資格によっては、特定の科目の履修や実習経験が必須となることもあります。

研究テーマの絞り込み方

心理学は扱えるテーマの幅が非常に広い学問です。発達、認知、社会、臨床など、どの領域に軸足を置くかによって、必要な知識や研究方法が大きく変わります。まずは自分がこれまでの学びの中で、どのテーマに最も強い関心を持ってきたかを振り返り、そこから研究テーマを絞り込んでいくとよいでしょう。

早めの準備が安心につながる

心理学研究科は、専攻によって入試の仕組みが細かく異なります。まずは自分がどちらの専攻を目指すのかを決め、その専攻に合わせた入試区分と日程、そして相談方法を確認したうえで、準備を進めていきましょう。

説明会への参加は計画的に

心理臨床学専攻の説明会は事前申込制で、本学の学生のみが対象となる回もあります。自分が参加できる回を早めに確認し、申込期日を逃さないようスケジュールに組み込んでおきましょう。


専攻ごとの入試区分や日程は変更される場合があります。出願前には必ず関西大学大学院入試情報サイトの公式情報をご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。