研究者養成だけではない!明治大学大学院で目指す、社会が強く求める「高度専門職業人」の道
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今回のテーマは「研究者養成だけではない!明治大学大学院で目指す、社会が強く求める『高度専門職業人』の道」です。
大学院と聞くと、「将来は大学教授や研究者を目指す人が進学する場所」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
もちろん、大学院には学術的な研究者を育てる重要な役割があります。しかし、現代の大学院はそれだけの場所ではありません。
複雑化する社会課題に向き合い、企業や行政、教育、国際分野などで専門性を活かして活躍する人材も、大学院で育成されています。
明治大学大学院も、学術的研究者の養成に加えて、社会からの期待が大きい「高度専門職業人」の養成を重要な役割として掲げています。
今回は、明治大学大学院で目指せる高度専門職業人の道について、大学院入試を考えている受験生の目線で分かりやすく解説します。
大学院は研究者だけのものではありません
以前は、大学院進学というと、研究職や大学教員を目指す人の進路という印象が強くありました。
しかし現在は、社会の仕組みが大きく変わり、大学院に求められる役割も広がっています。
日本では長く低成長が続き、企業や地域社会は新しい価値を生み出す力を必要としています。
また、環境問題、少子高齢化、国際競争、デジタル化など、これまでの知識だけでは対応しにくい課題も増えています。
こうした時代に求められるのは、自分で課題を見つけ、専門知識を使って解決策を考えられる人材です。
大学院での学びは、まさにそのような力を身につけるための時間です。
そのため、将来研究者になりたい人だけでなく、企業や公的機関、国際機関、教育現場などで専門性を活かしたい人にとっても、大学院進学は有力な選択肢になります。
高度専門職業人とはどのような人材か
「高度専門職業人」と聞くと、少し難しく感じるかもしれません。
簡単に言えば、専門的な知識や技術を持ち、それを社会の現場で活かせる人材のことです。
たとえば、経営学を学んだ人であれば、企業の経営課題を分析し、改善策を提案できる人材が想定されます。
政治経済学や公共政策を学んだ人であれば、地域や国際社会の課題を把握し、政策づくりに関わることができます。
理工学や農学、先端数理科学を学んだ人であれば、技術開発やデータ分析を通じて、産業や社会の課題解決に貢献できます。
重要なのは、知識を持っているだけで終わらせないことです。
大学院で身につけた専門性を、社会の中でどのように使うのかまで考えられる人が、高度専門職業人として求められています。
明治大学大学院が担う高度専門職業人の養成
明治大学大学院は、学術的研究者の養成だけでなく、高度専門職業人の養成にも力を入れています。
その背景には、社会から大学院に対する期待が大きくなっていることがあります。
企業や行政の現場では、複雑な課題を整理し、専門的な視点から判断できる人材が必要とされています。
明治大学大学院では、研究を通じて専門性を深めるだけでなく、実社会で活かせる思考力や判断力を育てることも重視されています。
また、明治大学は「個を強くする大学」という理念を掲げています。
これは、自分の力だけで完結するという意味ではありません。
自分の専門性や考えを持ちながら、他者と協力し、社会に貢献できる人材を育てるという意味があります。
高度専門職業人を目指すうえでも、この考え方はとても大切です。
2004年以降に広がった専門職大学院の流れ
明治大学では、社会の複雑化に対応するため、高度専門職業人の育成に早くから取り組んできました。
たとえば2004年には、法科大学院、ガバナンス研究科、グローバル・ビジネス研究科が設置されました。
さらに2005年には、会計専門職研究科も設置され、法律、公共政策、ビジネス、会計などの分野で専門人材の育成が進められてきました。
これらの動きからも、明治大学が社会で活躍する専門職人材の育成を重視してきたことが分かります。
現在もその考え方は受け継がれており、大学院で学んだ知識を実社会で活かすことが重要なテーマになっています。
大学院入試を考える受験生にとっても、「研究者になるかどうか」だけで進学を考える必要はありません。
自分の将来像に合わせて、大学院でどのような専門性を身につけるのかを考えることが大切です。
12の研究科で広がる専門性
明治大学大学院には、法学、商学、政治経済学、経営学、文学、情報コミュニケーション、理工学、農学、先端数理科学、教養デザイン、国際日本学、グローバル・ガバナンスの12研究科があります。
文系から理系まで幅広い分野がそろっているため、自分の関心に合わせて専門性を深めることができます。
さらに、研究科ごとの専門カリキュラムだけでなく、研究科横断型の学びも用意されています。
現代社会の課題は、一つの分野だけでは解決できないことが多くあります。
たとえば、環境問題を考える場合には、技術だけでなく、法律、経済、経営、国際関係などの視点が必要になります。
明治大学大学院では、自分の専門分野を大切にしながら、他分野の考え方にも触れられる環境があります。
このような学びは、社会で活躍する高度専門職業人を目指すうえで大きな強みになります。
「知のプロフェッショナル」に必要な力
明治大学大学院が目指す人材像は、「知のプロフェッショナル」とも言えます。
知のプロフェッショナルに必要なのは、専門知識だけではありません。
広い視野を持ち、自分とは異なる立場や考え方を理解する力も必要です。
また、グローバルに活躍するためには、語学力や異文化理解も大切になります。
さらに、複雑な問題や自分にとって異質な価値観を受け入れる柔軟性や包容力も求められます。
大学院での研究は、自分の考えを深める場であると同時に、他者の意見に触れて視野を広げる場でもあります。
その経験を通じて、自分の専門性を社会へどのように還元するのかを考えることができます。
この積み重ねが、明治大学大学院の掲げる「強い個」の形成につながります。
大学院入試では将来像まで考えることが大切
大学院入試では、研究計画書や面接を通じて、研究テーマへの理解や志望理由が確認されます。
その際に大切なのは、「何を研究したいか」だけで終わらせないことです。
その研究を通じてどのような力を身につけたいのか、将来どのように社会へ活かしたいのかまで考えておくと、志望理由に深みが出ます。
たとえば、「企業のESG戦略に関わりたい」「地域課題の解決に政策面から貢献したい」「データ分析を使ってビジネスの課題を解決したい」など、具体的な将来像があると、大学院で学ぶ意味が明確になります。
研究者を目指す人も、実務の世界で活躍したい人も、大学院での学びをどのように社会へつなげるのかを考えることが重要です。
まとめ
明治大学大学院は、研究者を目指す人だけでなく、社会で専門性を活かしたい人にとっても大きな可能性のある場所です。
高度専門職業人とは、大学院で身につけた専門知識や研究力を、企業、行政、国際社会、教育現場などで活かせる人材のことです。
明治大学大学院には12の研究科があり、専門性を深めながら、研究科を超えた学びや社会との接点を持つ機会があります。
大学院入試を考えている方は、「研究したいこと」だけでなく、「その専門性を将来どのように社会へ還元したいのか」まで考えてみてください。
その視点を持つことで、研究計画書や面接での言葉にも説得力が生まれます。
明治大学大学院での学びは、社会を牽引する「知のプロフェッショナル」への第一歩になるはずです。
※入試制度や募集要項、研究科の情報は変更される場合があります。出願前には必ず明治大学大学院の公式サイトをご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


