立教大学大学院院試 NPO・NGOやCSRに関わりたい人へ!社会デザイン研究科で学ぶ21世紀の市民的知とマネジメント

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現代社会では、気候変動、災害、貧困、地域コミュニティの希薄化、少子高齢化など、行政や企業だけでは解決が難しい課題が増えています。

その中で、NPO、NGO、ボランティア団体、地域団体、企業のCSR部門、ソーシャルビジネスなどの存在感が高まっています。

「社会をより良くする活動に関わりたい」「NPOや地域団体を運営する力を身につけたい」「企業の中でCSRやSDGsを推進したい」と考える方にとって、大学院で体系的に学ぶことは大きな意味があります。

立教大学大学院社会デザイン研究科は、社会課題を発見し、その解決方法を考え、実際の現場で実現できる人材の育成を目指す研究科です。

この記事では、社会デザイン研究科の特徴や学びの内容、社会人が学びやすい仕組み、修了後のキャリアについて解説します。


社会デザイン研究科とは

立教大学大学院社会デザイン研究科は、2024年4月に「21世紀社会デザイン研究科 比較組織ネットワーク学専攻」から名称変更された研究科です。

この研究科は、21世紀の市民社会が抱える課題を見つけ、解決のための方法を探り、それを実践できる人材を育てることを目的としています。

特徴的なのは、研究対象が非常に広いことです。

一般的なビジネススクールでは、企業経営や営利組織のマネジメントが中心になることが多いです。

一方、社会デザイン研究科では、企業だけでなく、NPO、NGO、ボランティア団体、公益組織、地域団体など、社会を支えるさまざまな組織を対象にしています。

つまり、利益を上げるための経営だけではなく、社会課題を解決するための組織運営やマネジメントを学べる大学院です。


NPO・NGOやCSRを学びたい人に向いている理由

NPOやNGOの活動には、強い思いや理念が欠かせません。

しかし、思いだけで組織を続けていくことは簡単ではありません。

人材確保、資金調達、広報、行政や企業との連携、事業評価など、安定して活動を続けるためには高度なマネジメント力が必要です。

社会デザイン研究科では、こうした非営利組織の運営について、理論と実践の両面から学ぶことができます。

また、企業でCSRやSDGs、サステナビリティに関わる方にとっても役立つ内容が多くあります。

企業活動は、利益だけでなく、環境や人権、地域社会への責任も問われる時代になっています。

社会デザイン研究科で学ぶことで、社会課題をビジネスや組織運営と結びつけて考える力を養うことができます。


3つの柱で社会を多角的にとらえる

社会デザイン研究科のカリキュラムは、「コミュニティデザイン学」「グローバルリスクガバナンス」「社会組織理論」という3つの柱を中心に構成されています。

コミュニティデザイン学では、地域社会や市民活動、まちづくりなどについて学びます。

地域のつながりをどのように再生するか、住民が主体的に参加できる仕組みをどう作るかといったテーマが扱われます。

グローバルリスクガバナンスでは、災害、環境問題、国際紛争、感染症など、社会全体に影響を与えるリスクについて考えます。

複雑なリスクに対して、行政、企業、市民団体がどのように連携できるかを学びます。

社会組織理論では、企業やNPO、行政、地域団体など、さまざまな組織がどのように動き、社会の中でどのような役割を果たしているのかを分析します。

これら3つの柱を通じて、社会課題を一方向からではなく、複数の角度から考える力を身につけることができます。


現場と研究を往復する実践的な学び

社会デザイン研究科の大きな特徴は、現場と研究を行き来しながら学ぶことです。

社会課題は、教科書の中だけで理解できるものではありません。

地域活動、NPOの運営、行政との連携、企業のCSR活動など、実際の現場で何が起きているのかを知ることが重要です。

社会デザイン研究科では、専任教員に加えて、NPO、NGO、財団、行政、メディア、企業など、第一線で活躍する専門家から学ぶ機会があります。

現場で起きている課題を大学院に持ち帰り、理論や調査を通じて分析し、再び現場で活かす。

この往復によって、単なる知識ではなく、実際に社会を動かすための力を養うことができます。

すでにNPOや行政、企業で働いている社会人にとっては、自分の実務経験を研究として整理し、次の実践につなげられる点も大きな魅力です。


社会人が働きながら学びやすい環境

社会デザイン研究科は、本格的な社会人対応大学院として設計されています。

昼夜開講に加えて、土曜日も活用して学ぶことができるため、仕事を続けながら大学院に通いやすい環境があります。

また、厚生労働大臣指定の教育訓練講座として指定を受けている点も、社会人にとって確認しておきたいポイントです。

仕事を辞めずに学び直したい方や、現在の業務をさらに深めたい方にとって、現実的に検討しやすい大学院といえるでしょう。

さらに、博士課程後期課程も設置されており、より専門的に研究を深めたい方や、将来的に研究者を目指したい方にも道が開かれています。


社会デザイン研究科で広がるキャリアパス

社会デザイン研究科での学びは、幅広いキャリアにつながります。

NPOやNGOの運営、地域団体のマネジメント、行政の市民協働部門、企業のCSRやSDGs推進部門、ソーシャルビジネス、財団、メディア、教育機関など、活躍の場は多岐にわたります。

また、企業に勤めながら社会課題に関わる事業を立ち上げたい方にとっても、社会デザイン研究科での学びは大きな武器になります。

修了後にすぐ転職するだけでなく、現在の職場で新しいプロジェクトを提案したり、地域活動や副業に活かしたりすることも可能です。

社会課題への関心を、実際の事業や組織運営に結びつけたい方にとって、非常に実践的な学びの場です。


まとめ

立教大学大学院社会デザイン研究科は、NPO、NGO、CSR、ソーシャルビジネス、地域コミュニティなど、21世紀の市民社会を支える領域を幅広く学べる研究科です。

コミュニティデザイン学、グローバルリスクガバナンス、社会組織理論という3つの柱を通じて、複雑な社会課題を多角的に考える力を養います。

また、現場と研究を往復する実践的なカリキュラムや、社会人が働きながら学びやすい仕組みも大きな魅力です。

社会をより良くしたいという思いを、具体的な行動や組織運営につなげたい方にとって、社会デザイン研究科は有力な進学先となるでしょう。

NPO・NGOやCSRに関わりたい方、地域づくりや社会課題解決を仕事にしたい方は、ぜひ立教大学社会デザイン研究科を進学先の候補として検討してみてください。

※入試制度、カリキュラム、開講形態、教育訓練講座の指定状況は変更される場合があります。最新の情報については必ず立教大学公式サイトをご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。