大学院入試では、研究計画書や筆記試験の準備に意識が向きがちですが、実は非常に重要なのが「出願手続き」です。
どれだけ研究内容が良くても、出願ミスや書類不備があると受験そのものができなくなる場合があります。
特に上智大学大学院では、Web出願システムを採用していますが、「Web上で入力して終わり」ではありません。
Web登録に加えて、必要書類を期限までに郵送する必要があります。 そのため、学部入試の感覚でいると、「登録したから大丈夫だと思っていた」というミスが起きることもあります。
今回は、上智大学大学院のWeb出願について、マイページ作成から書類郵送までの流れを、受験生目線でわかりやすく整理していきます。
まずは「大学院入試要項(共通)」を確認する
出願準備で最初に行うべきことは、「大学院入試要項(共通)」をしっかり読むことです。
大学院入試では、研究科や専攻ごとに必要書類や提出方法が異なることがあります。 そのため、「去年こうだったから大丈夫だろう」と思い込むのは危険です。
まずは最新年度の入試要項をダウンロードし、自分が受験する専攻のページを確認しましょう。
上智大学では、Web出願システムのURLもこの共通要項に記載されています。 指定されたWeb出願開始日になると、出願システム上で「マイページ」を作成できるようになります。
このマイページは、出願情報入力や必要書類確認の中心になるため、早めに登録しておくと安心です。
Web出願は「入力だけ」で終わらない
最近は多くの大学院でWeb出願が導入されていますが、ここで勘違いしやすいポイントがあります。
それは、「Web入力完了=出願完了」ではないということです。
上智大学大学院の場合、 Webシステム上での出願登録に加えて、 必要書類の郵送が必要になります。
つまり、 「Web登録」 「必要書類の提出」 この両方が完了して、初めて正式な出願になります。
特に締切直前は、郵送トラブルや印刷ミスなども起こりやすくなります。
「入力は済ませたから安心」と油断せず、必ず書類郵送まで含めてスケジュールを考えることが大切です。
所定用紙はすべて自分でダウンロードする
上智大学大学院では、入試要項や出願用紙はすべてWebサイト上で公開されています。
以前のように、紙の願書冊子が郵送される形式ではありません。 そのため、必要な書類は自分でダウンロードし、印刷する必要があります。
ここで特に注意したいのが、 「志望専攻に対応した所定用紙を使う」 という点です。
大学院では、専攻ごとに研究計画書の様式や提出書類が異なる場合があります。
例えば、 別専攻の研究計画書フォーマットを使ってしまうと、書類不備になる可能性もあります。
実際、大学院入試では「書類の形式ミス」は意外と多いです。
そのため、印刷前に、 「本当に自分の専攻の書類か」 「年度が合っているか」 を必ず確認しましょう。
研究計画書は早めに準備する
大学院出願で最も時間がかかる書類のひとつが研究計画書です。
研究テーマがまだ曖昧な段階だと、書き始めるまでに時間がかかることもあります。
また、一度書いたあとも、 「研究目的がわかりにくい」 「先行研究との関係が弱い」 「方法論が曖昧」 など、修正が必要になるケースは少なくありません。
そのため、出願開始後に慌てて作るのではなく、できれば出願期間より前から準備を進めておくことが理想です。
特に社会人受験生の場合、仕事と並行して書類を準備することになるため、想像以上に時間が足りなくなることがあります。
「出願書類チェックリスト」を必ず活用する
書類が揃ったら、最後に必ず確認したいのが「出願書類チェックリスト」です。
上智大学大学院では、各専攻の試験概要ページにチェックリスト用紙が用意されています。
大学院出願では、 成績証明書、 卒業見込証明書、 研究計画書、 語学証明、 推薦書など、 提出書類が多くなりやすいです。
そのため、「入れ忘れ」が起きやすいのも特徴です。
特に証明書類は、 「原本が必要」 「厳封が必要」 「有効期限がある」 など細かいルールもあります。
提出前には、チェックリストを使いながら一つずつ確認していきましょう。
また、チェックリスト自体も提出書類として同封する必要があります。 忘れやすいポイントなので注意してください。
郵送は締切ギリギリを避ける
出願書類は、期限までに上智大学入学センターへ郵送する必要があります。
ここで気をつけたいのが、「消印有効」なのか、「必着」なのかです。
大学院入試では、「締切日に出したのに間に合わなかった」というケースも実際にあります。
特に悪天候や配送遅延が起きる時期は、想定より到着が遅れることもあります。
そのため、締切当日に発送するのではなく、数日前には発送を完了しておくと安心です。
また、郵送後は追跡番号を保管しておくと、万が一のトラブル時にも確認しやすくなります。
トラブル時は早めに入学センターへ連絡する
もし、 「所定用紙がダウンロードできない」 「Webシステムにログインできない」 「印刷がうまくいかない」 などの問題が発生した場合は、早めに入学センターへ相談することも大切です。
上智大学では、入学センター(TEL:03-3238-3517)が問い合わせ対応を行っています。
大学院入試では、「締切直前に気づいた」というケースが最も危険です。
不安な点がある場合は、自己判断で進めず、早めに確認するようにしましょう。
まとめ|Web出願は「早めの準備」が最大のポイント
上智大学大学院の出願では、 「Web出願登録」 「必要書類の郵送」 の両方を期限内に完了する必要があります。
また、所定用紙のダウンロードや研究計画書作成、証明書取得など、想像以上に時間がかかる作業も多くあります。
特に大学院入試は、「研究内容をどう伝えるか」が重要になるため、書類準備の完成度が非常に大切です。
直前で慌てないためにも、まずは最新の入試要項を確認し、余裕を持ったスケジュールで準備を進めていきましょう。
※入試制度や提出方法は変更される場合があります。必ず公式サイトも確認してください。
志樹舎
では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。
多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。
「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ
無料相談
にお申込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


