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今回のテーマは、早稲田大学大学院の研究計画書についてです。
大学院入試において、「何を一番対策すべきか」と聞かれたとき、多くの研究科で最も重要になるのが研究計画書です。書類審査の中心になるだけでなく、面接でもその内容が前提となるため、この完成度が合否に直結します。
一方で、「どう書けばいいのか分からない」「どこまで具体的に書くべきか迷う」という声も多く聞きます。
本記事では、研究計画書の基本から、実際に評価されるポイントまでを具体的に整理します。
結論|研究計画書は「テーマの明確さと論理性」で評価される
結論として、研究計画書で評価されるのは「何をやりたいか」と「それをどう説明できるか」です。
単に面白そうなテーマを書くのではなく、そのテーマに至った背景、先行研究との関係、研究の意義を筋道立てて説明できることが重要です。
そのため、文章のうまさよりも、考えの一貫性と納得感が重視されます。
研究科ごとに要件が異なる点に注意
早稲田大学大学院では、研究計画書の形式は研究科ごとに異なります。
例えばアジア太平洋研究科では、日本語で4,000字以内といった比較的長い分量が求められ、研究テーマ、先行研究との関係、研究方法、修了後の展望まで具体的に書く必要があります。
一方で経済学研究科では、「志望理由書」という形式でA4用紙1枚、約1,000字以内にまとめることが求められます。この場合は、研究テーマや背景、問題意識を中心に簡潔に説明することが重視されます。
このように、同じ早稲田でも求められる内容や分量は大きく異なります。
まずは志望する研究科の募集要項を確認し、その形式に合わせて準備することが重要です。
評価される研究計画書のポイント
評価される研究計画書には、いくつか共通点があります。
まず、「なぜそのテーマなのか」が明確であることです。単なる興味ではなく、自分の経験や問題意識と結びついていると、説得力が高まります。
次に、「社会とのつながり」です。早稲田大学は学問を社会に活かすことを重視しているため、その研究がどのように社会に貢献するのかを説明できることが重要です。
さらに、「先行研究との関係」です。すでにどのような研究があり、その中で自分の研究がどこに位置づくのかを示すことで、独自性が伝わります。
これらを一貫した流れで説明できるかどうかが評価のポイントになります。
よくある失敗と注意点
研究計画書で多い失敗の一つが、テーマが曖昧なまま書いてしまうことです。
「〇〇に興味がある」というだけでは評価されにくく、「具体的に何を明らかにしたいのか」まで踏み込む必要があります。
また、先行研究に触れていない場合も評価が下がりやすくなります。自分の考えだけでなく、既存の研究との関係を整理することが重要です。
さらに、他人の文章をそのまま使うことは絶対に避ける必要があります。引用ルールを守らずに文章を使用すると、不正とみなされる可能性があります。
研究計画書はあくまで自分の考えを示すものなので、自分の言葉で書くことが前提です。
完成度を高めるための進め方
研究計画書は短期間で完成させるものではありません。
まずはテーマを考え、その背景や問題意識を整理し、関連する先行研究を読みながら内容を深めていく必要があります。
また、一度書いたものをそのまま提出するのではなく、何度も見直して改善していくことが重要です。
特に、「読み手に伝わるか」という視点で確認すると、内容の精度が上がります。
時間をかけてブラッシュアップすることで、説得力のある研究計画書になります。
まとめ|自分の考えを論理的に伝えることが重要
早稲田大学大学院の研究計画書は、合否を左右する最も重要な要素です。
評価されるのは、テーマの面白さだけでなく、その背景や意義をどれだけ論理的に説明できるかです。
研究科ごとの要件を正しく理解し、自分の言葉で丁寧に書き上げることが合格への近道になります。
時間をかけて準備し、自分の考えをしっかり整理することが重要です。
※本記事の内容は概要です。最新の募集要項や詳細な記載要件については、必ず公式サイトをご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



