院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する
大学院入試対策ガイドをご覧いただきありがとうございます。

今回のテーマは
「院試の倍率は気にするべきか」です。

ここまで、倍率について

倍率の見方
実質倍率
高い場合・低い場合
大学・研究科・研究室ごとの差

などを整理してきました。

そのうえで、多くの受験生が最後に悩むのが

「結局、倍率ってどれくらい重要なのか?」

という点です。

今回は、この連載のまとめとして
倍率との正しい向き合い方を整理します。

結論|倍率は「見るべきだが、信じすぎてはいけない」

大学院入試において倍率は

参考にするべき情報ではあるが、判断基準にはならない

というのが結論です。

倍率を見ることで

・人気の研究科が分かる
・志願者の動きが分かる

といったメリットはあります。

しかし

倍率だけで合否は決まりません。

なぜ倍率を信じすぎると危険なのか

ここまでの内容を整理すると、
倍率が当てにならない理由は明確です。

① 実質的な競争人数が違う

・併願
・辞退
・内部進学

見かけの倍率と実態がズレる

② 研究室ごとに難易度が違う

同じ研究科でも

・人気研究室
・志願者が少ない研究室

で競争が全く違います。

③ 定員=合格ではない

大学院入試では

「研究として成立していない人は落とす」

という判断がされます。

つまり

倍率が低くても落ちます。

本当に見るべきは「自分の立ち位置」

倍率ではなく、考えるべきは

自分が受かる状態にあるか

です。

具体的には

・研究テーマは明確か
・研究計画は成立しているか
・研究室と合っているか

この3つです。

院試は「椅子取りゲーム」ではない

大学入試は

点数順で合格

ですが、

大学院入試は

適合すれば合格

です。

つまり

10人中3人受かる試験ではなく
10人中“合う人だけ受かる試験”

です。

倍率で動く人が失敗する理由

院試で失敗する人は

・倍率が低いから出願
・有名だから出願

という動きをします。

その結果

・研究テーマが合わない
・志望理由が弱い

となり、不合格になります。

正しい使い方|倍率は「戦略の材料」

倍率はこう使います

✔ 出願校のバランスを見る
✔ 志願者の動きを読む
✔ 研究室人気を推測する

あくまで「補助情報」

合格する人の思考

合格する人は逆です。

倍率ではなく「研究」で考えています

・このテーマで研究できるか
・この研究室でやる意味があるか

ここを詰めています。

まとめ|院試は倍率ではなく設計で決まる

大学院入試は

倍率で決まる試験ではありません

決まるのは

・研究テーマ
・研究計画
・研究室との適合性

です。

倍率はあくまで

「参考情報」
「戦略の一部」

にすぎません。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。