院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する
大学院入試対策ガイドをご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは
「大学院入試の倍率が上がる理由」です。
大学院進学を検討していると、
- 最近この大学院の倍率が上がっている
- 人気の研究科は倍率が高くなっている
- 志願者が増えている大学院がある
といった情報を目にすることがあります。
大学院入試の倍率は毎年同じではなく、
さまざまな要因によって変化します。
今回は、院試で倍率が上がる背景について整理していきます。
志願者数が増えると倍率は上がる
大学院入試の倍率は
志願者数 ÷ 合格者数
で計算されます。
そのため、合格者数が同じ場合、志願者数が増えると倍率は上がります。
例えば
前年
- 志願者20人
- 合格者10人
- 倍率2倍
だった場合でも、
翌年
- 志願者30人
- 合格者10人
- 倍率3倍
になることがあります。
倍率の変化は、志願者数の増加によって起こることが多いのです。
人気研究分野の影響
大学院入試では、研究分野の人気によって志願者数が増えることがあります。
例えば
- AI
- データサイエンス
- 環境研究
- 公共政策
などの分野です。
社会的に注目されている分野では、研究に関心を持つ学生が増えるため、志願者数が増えることがあります。
その結果、倍率が上がることがあります。
大学院の評価や知名度
大学院の評価が高まると志願者が増えることがあります。
例えば
- 研究成果が注目される
- 有名な研究者が所属している
- 研究環境が充実している
といった場合です。
このような大学院では外部受験者が増えることがあり、倍率が高くなることがあります。
社会人受験者の増加
近年、大学院進学を検討する
社会人受験者も増えています。
例えば
- キャリアアップ
- 専門知識の習得
- 研究活動への関心
などの理由です。
社会人大学院や社会人入試を実施している大学院では、志願者数が増えることがあります。
その結果、倍率が上がるケースもあります。
研究室の人気
大学院入試では研究科全体の人気だけでなく、
研究室の人気も倍率に影響します。
例えば
- 有名教授の研究室
- 注目されている研究テーマ
などがある場合、志願者が集中することがあります。
その結果、特定の研究室では倍率が高くなることがあります。
外部受験者の増加
大学院入試では
外部受験者が増えることで倍率が上がることもあります。
大学院は
- 他大学からの進学
- 社会人の進学
など、学部入試よりも大学をまたいだ進学が多い特徴があります。
そのため人気大学院には全国から志願者が集まり、倍率が高くなることがあります。
募集人数の変更
倍率が上がる理由として
募集人数の変更もあります。
例えば
前年
- 募集人数15人
だったものが
翌年
- 募集人数10人
に減った場合、志願者数が同じでも倍率は高くなります。
大学院の募集人数は年度によって変更されることもあるため、倍率が変わる要因になります。
倍率が高くても合格できる
大学院入試では倍率が高いことだけで合格が難しくなるとは限りません。
院試では
- 研究テーマ
- 研究計画書
- 志望理由
- 面接
などが評価されます。
研究内容が評価されれば、倍率が高い大学院でも合格する可能性は十分あります。
大学院入試の倍率の考え方
大学院入試の倍率は志願者数や募集人数などによって変化します。
そのため倍率は
大学院の人気や志願者動向を知るための指標
として参考になります。
しかし院試では
- 研究テーマ
- 研究計画
- 研究室との適合性
などが重要です。
倍率だけを見るのではなく、研究内容を中心に大学院選びを考えることが院試対策では重要になります。
次回は
「大学院入試の倍率が下がる理由|院試志願者減少の要因」
について整理していきます。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



