大学院入試はオンライン化へ|地方からでも受験できる時代
近年、大学院入試のあり方は大きく変化しています。
その中でも特に注目されているのが、オンライン入試の普及です。
これまで大学院入試は、基本的に大学のキャンパスで実施される対面型の試験が主流でした。しかし現在では、多くの大学院がオンライン試験を導入し、入試の形が大きく変わりつつあります。
特に新型感染症の拡大をきっかけとして、大学院入試のオンライン化は急速に進みました。その後も利便性や公平性の観点から制度が見直され、オンライン形式を継続する大学院が増えています。
こうした変化によって、大学院進学のハードルはこれまでよりも低くなり、多くの人にとって挑戦しやすい環境が整いつつあります。
オンライン入試とは
オンライン入試とは、インターネットを利用して実施される入学試験のことです。
具体的には
- オンライン面接
- オンライン筆記試験
- オンラインプレゼンテーション
などの形式があります。
特に大学院入試では、研究計画書や志望理由書を提出したうえで、面接によって評価するケースが多いため、オンライン面接との相性が良いとされています。
そのため現在では、多くの大学院でオンライン面接が導入されています。
オンライン入試の最大のメリット
オンライン入試の最大のメリットは、居住地の制限がなくなることです。
これまで大学院入試を受験する場合、受験生は大学がある地域まで移動する必要がありました。そのため
- 地方から都市部の大学院を受験する
- 遠方の大学院を複数受験する
といった場合には、交通費や宿泊費が大きな負担になることもありました。
しかしオンライン入試であれば、自宅などから受験することができます。これによって、居住地による不利が大きく軽減されることになります。
この変化は、大学院進学の機会を広げる重要なポイントになっています。
受験機会が広がる
オンライン入試の導入によって、さまざまな人が大学院入試に挑戦しやすくなりました。
特にメリットが大きいのは
- 地方の学生
- 社会人受験生
- 海外在住の受験生
です。
地方の学生にとっては、都市部の大学院を受験する際の移動負担が大きく減ります。これまでは移動時間や費用の問題から受験を諦めていた人でも、オンラインであれば受験しやすくなります。
また、社会人受験生にとってもオンライン入試は大きなメリットがあります。仕事を続けながら大学院受験をする場合、試験のために遠方まで移動することは大きな負担になります。しかしオンラインであれば、比較的柔軟に受験することが可能になります。
さらに海外在住の受験生にとっても、オンライン入試は重要な制度です。日本の大学院に進学したい留学生が、日本に渡航する前に面接を受けることができるため、受験機会が大きく広がります。
面接試験のオンライン化
大学院入試で最もオンライン化が進んでいるのが、面接試験です。
多くの大学院では
- Zoom
- Microsoft Teams
- Google Meet
などのオンライン会議システムを利用した面接を実施しています。
大学院入試の面接では
- 研究計画の説明
- 志望理由
- 研究への意欲
などが評価されます。
これらは対面でなくても十分に確認できるため、オンライン面接との相性が良いと考えられています。
また、オンライン面接では研究計画の資料を画面共有しながら説明することもできるため、プレゼンテーション形式の面接を行う大学院も増えています。
受験のハードルが下がる
オンライン入試の普及によって、大学院受験のハードルは確実に下がっています。
これまで大学院入試では
- 交通費
- 宿泊費
- 移動時間
といった負担が必要でした。
特に地方から都市部の大学院を受験する場合、数万円以上の費用がかかることも珍しくありませんでした。
しかしオンライン入試であれば、こうした費用や時間の負担を大幅に減らすことができます。
その結果、受験生はより多くの大学院を比較検討しながら進学先を選ぶことができるようになります。
これは大学院進学の機会を広げるだけでなく、より自分に合った研究環境を選ぶことにもつながります。
今後の大学院入試はどうなるのか
今後の大学院入試は、オンラインと対面を組み合わせた「ハイブリッド型入試」が主流になると考えられています。
例えば
- 一次試験はオンライン面接
- 最終選考は対面面接
といった形式です。
このような仕組みによって、受験機会を広げながらも、必要に応じて対面での評価を行うことができます。
大学院入試は、研究計画や専門性を重視する試験であるため、今後も柔軟な形式が採用されていく可能性があります。
まとめ
大学院入試は現在、オンライン化によって大きく変化しています。
オンライン入試のメリットは
- 居住地の制限がなくなる
- 地方や海外から受験しやすい
- 交通費や移動時間が不要
といった点です。
この変化によって、大学院進学の機会はこれまで以上に広がっています。
今後はオンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型入試が広がり、大学院入試の形はさらに多様化していく可能性があります。
大学院進学を考えている人は、こうした制度の変化を理解しながら、自分に合った進学ルートを検討していくことが重要です。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



