一日お疲れ様でした。
帰りの時間帯は、大学院入試(院試)の研究計画プレゼン本番を前に、 「完璧に話さなければならない」というプレッシャーとの向き合い方について考えてみましょう。

これまであなたは、

  • スライドの細かな調整
  • 原稿の言葉の選び方
  • 発表時間の管理

など、丁寧に準備を重ねてきたと思います。

その努力はとても大切なものです。
ただ、本番の舞台に立つときには 「完璧にやらなければならない」という意識を少しだけ手放してみてください。

多少の言い間違いは問題ではない

本番では、言葉に詰まったり、 少し言い間違えたりすることがあるかもしれません。

しかし、そうしたこと自体が評価を大きく左右することはほとんどありません。

むしろ、

  • 研究をどう考えてきたのか
  • なぜこのテーマを選んだのか
  • どこに研究の面白さがあるのか

といった部分が、審査員にとっては重要です。

多少言葉を探しながらでも、 自分の考えを丁寧に伝えようとする姿勢は、 研究への真剣さとして伝わります。

大切なのは最後まで伝えようとする姿勢

もし途中で少し言葉に迷ったとしても、 慌てる必要はありません。

資料を見ながら話しても大丈夫ですし、 少し言い直しても問題ありません。

例えば、

「少し整理させてください。私が一番お伝えしたいのはこの点です。」

といった形で、落ち着いて話を続ければ大丈夫です。

最後まで自分の研究を説明しようとする姿勢が、 プレゼン全体の印象を支えてくれます。

プレゼンは完成品ではなく研究の現在地

大学院入試(院試)の研究計画プレゼンは、 研究の完成形を示す場ではありません。

むしろ、

  • 今どこまで考えているのか
  • これからどのように研究を発展させたいのか

という研究の現在地を示す場でもあります。

完璧である必要はありません。

今の時点で考えていることを、 誠実に説明することが大切です。

これまでの準備はすでに大きな力になっている

帰り道に、これまでの準備を少し思い出してみてください。

ノートや資料、パソコンのフォルダには、 多くの試行錯誤の記録が残っているはずです。

それらはすべて、 あなたが研究に真剣に向き合ってきた証でもあります。

その準備があるからこそ、 本番でも落ち着いて話すことができます。

明日は、これまで積み重ねてきた自分を信じて、 研究について堂々と語ってきてください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。