お疲れ様です。
お昼休み前のこの時間は、大学院入試(院試)のプレゼン本番直前に役立つ、 身体からメンタルを整えるルーティンについてお話しします。

「自信を持とう」と心の中で何度考えても、不安を完全に消すのは難しいものです。

それは、人間の脳が感情を直接コントロールするようにはできていないからです。

しかし私たちは、身体の動きであれば意識して変えることができます。

心理学の研究でも、姿勢や呼吸といった身体の状態が、 その後の気持ちや集中力に影響することが知られています。

つまり、身体の状態を整えることで、 心の状態も自然と落ち着いていきます。

姿勢を整える「パワーポーズ」

本番前の控室や廊下などで、2分ほど姿勢を整えてみてください。

足を肩幅程度に開き、胸を軽く張り、 背筋を伸ばして立つだけでも十分です。

体を少し大きく開いた姿勢をとることで、 呼吸が深くなり、気持ちも落ち着きやすくなります。

反対に、背中を丸めてスマートフォンを見続ける姿勢は、 呼吸が浅くなりやすいので注意しましょう。

呼吸を整えて心拍を落ち着かせる

緊張しているとき、人の呼吸は自然と浅く速くなります。

そこで、ゆっくりとした深呼吸を試してみてください。

おすすめは次の呼吸です。

  • 4秒かけて鼻から息を吸う
  • 2秒ほど軽く止める
  • 8秒かけて口からゆっくり吐く

これを3回ほど繰り返すだけでも、 心拍数が落ち着きやすくなります。

特に「吐く息」をゆっくり長くすることがポイントです。

重心を下げて安定した姿勢を作る

プレゼンの立ち位置に立ったときは、 意識を頭ではなく体の中心に向けてみてください。

おへその少し下あたりに意識を置き、 足の裏が床にしっかりついている感覚を意識します。

この姿勢をとることで、 上半身の余分な力が抜け、 声も落ち着いて出やすくなります。

体を整えると心も落ち着く

大学院入試(院試)のプレゼン本番前は、 緊張を完全に消そうとする必要はありません。

まずは身体の状態を整えることを意識してみてください。

姿勢を整え、呼吸をゆっくりにするだけでも、 集中力は自然と高まっていきます。

午後の時間に、ぜひ一度立ち上がって 胸を軽く開き、深呼吸をしてみてください。

体が整うと、心も少し落ち着いていくのを感じられるはずです。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。