試験直前の確認として、ぜひ意識しておきたいことがあります。

それは、答案の中で使う言葉が話し言葉のままになっていないかという点です。

普段の会話やSNSで使う表現がそのまま答案に現れると、内容が良くても、やや幼い印象を与えてしまうことがあります。

少し表現を整えるだけで、文章はぐっと落ち着き、読み手に伝わりやすくなります。

1. 話し言葉を「書き言葉」に整える

以下のような表現は、答案ではよりフォーマルな言い方に整えると安心です。

  • やっぱり → やはり/結局
  • 全然 → 全く/非常に
  • 〜とか → 〜など
  • 〜みたいな → 〜のような
  • でも/だけど → しかし/だが
  • なので(文頭) → したがって/そのため
  • いろんな → 様々な/多様な
  • すごい → 非常に/極めて/著しい

例えば、
「すごい増えている」→「著しく増加している」
「いろんな価値観」→「多様な価値観」

と整えるだけで、文章の印象は大きく変わります。

2. 文法の細かな形にも注意する

日常会話では気にならない表現でも、文章では整えておくと安心です。

  • 食べれる → 食べられる
  • 見れる → 見られる
  • してる → している

こうした基本的な表現を丁寧に整えることが、読み手への配慮につながります。

3. 口語的な表現は具体的な言葉に置き換える

口語的な表現は、より具体的な言葉に置き換えると、論旨が明確になります。

  • どんどん増えている → 急増している
  • しっかりやる → 徹底する
  • キラキラした成果 → 輝かしい成果

曖昧さが減り、読み手に伝わりやすい文章になります。

まとめ:言葉を整えることは、読み手への配慮

大学院入試の答案では、特別に難しい言葉を使う必要はありません。

大切なのは、
・落ち着いた書き言葉で表現すること
・読み手に伝わりやすい言葉を選ぶこと
・丁寧に整えた文章で思考を示すこと

言葉遣いを少し整えるだけで、文章の印象は大きく変わります。

これまで積み重ねてきた準備を、伝わる形に整える。
その意識が、あなたの考えをより確かに届けてくれます。

志樹舎 では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。

多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。

「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ 無料相談 にお申込みください。


※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。