
社会人が関西大学大学院を受験する際の準備スケジュール
院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは「社会人が関西大学大学院を受験する際の準備スケジュール」です。
働きながら関西大学大学院を目指す社会人の方にとって、一番の悩みは時間の確保ではないでしょうか。この記事では、仕事と両立しながら出願準備を進めるためのスケジュールの立て方と、注意しておきたいポイントを整理します。
まずは全体のゴールから逆算する
社会人の方が出願準備を進める場合、まず大切なのは、試験日と出願登録期間から逆算してスケジュールを立てることです。例えば10月募集であれば、出願登録期間は8月下旬から9月上旬、試験日は10月です。ここから逆算すると、研究計画書の骨子は6月から7月には固めておきたいところです。仕事の繁忙期とも照らし合わせながら、無理のない計画を、余裕を持って立てておきましょう。
平日と休日で作業を分ける
平日は仕事で時間が取りにくいため、通勤時間などのすき間時間を使って、文献を読んだり、研究計画書のメモをまとめたりすることに充てるとよいでしょう。休日は、まとまった時間を確保して、研究計画書を実際に書き進めたり、説明会のオンデマンド動画を視聴したりする時間に充てます。平日と休日で作業内容を分けることで、限られた時間の中でも着実に準備を進めることができます。
証明書類の準備は早めに動く
社会人の方の中には、大学卒業から時間が経っている方も多く、卒業証明書や成績証明書の発行に時間がかかる場合があります。出身大学によっては、窓口の対応時間が平日の日中に限られていることもあるため、仕事の合間に手続きをするのが難しいこともあります。出願登録期間が始まるかなり前の段階で、証明書の発行手続きを済ませておくことをおすすめします。
職場との調整も忘れずに
進学説明会や個別相談、そして入学後の通学時間の確保など、大学院進学には職場の理解や調整が必要になる場面が出てきます。試験日が平日に設定されている研究科もあるため、有給休暇の取得なども含めて、早めに職場と相談しておくと安心です。
家族との協力体制を整える
家庭を持つ社会人の方の場合、大学院進学に向けた準備は、自分一人だけの問題では済まないこともあります。研究計画書の作成や説明会への参加に時間を割く分、家庭内での役割分担を見直す必要が出てくることもあります。早い段階から家族に自分の目標を伝え、理解と協力を得ておくことが、無理のない準備につながります。
職場の同僚への伝え方も考えておく
大学院進学を目指していることを、職場の同僚にどこまで伝えるかも、人によって考え方が分かれるところです。試験日に休暇を取る必要がある場合は、周囲への配慮も含めて、早めに伝えておいたほうがスムーズに進むこともあります。自分の職場の雰囲気に合わせて、無理のない伝え方を考えておきましょう。
費用面の計画も早めに立てる
社会人が大学院に進学する場合、学費に加えて、通学にかかる交通費や、必要な教材費なども考慮しておく必要があります。奨学金や、勤務先の支援制度が利用できる場合もあるため、出願準備と並行して、費用面の見通しも立てておくと安心です。
入学後の生活も見据えて準備する
出願がゴールではなく、その先には大学院での学びと仕事の両立という新しい生活が待っています。出願準備の段階から、入学後にどのようなペースで学びと仕事を両立させていくのかを、ある程度イメージしておくと、合格後の生活設計もスムーズになります。
すき間時間の使い方を工夫する
通勤電車の中や、昼休みの数十分など、日常の中には意外と多くのすき間時間があります。こうした時間を使って、スマートフォンで文献を読んだり、研究計画書の構成メモを見返したりするだけでも、積み重なれば大きな準備量になります。まとまった時間だけに頼らず、すき間時間も味方につけましょう。
無理のないペースで継続する
社会人の受験準備は、短期間で一気に仕上げようとすると、仕事にも支障が出てしまいます。1週間単位、1か月単位で小さな目標を設定し、少しずつ進めていくことが、結果的に一番確実な方法です。焦らず、しかし着実に、出願日までの準備を積み重ねていきましょう。
準備を始めるのに遅すぎることはない
今、この記事を読んでいる時点で、まだ準備を始めていないとしても、決して遅すぎるということはありません。小さな一歩からで構いませんので、今日からできることを見つけて、着実に進めていきましょう。
社会人入試の出願資格や日程は研究科によって異なります。出願前には必ず関西大学大学院入試情報サイトの公式情報をご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



