法政大学大学院の海外留学制度とは?ダブルディグリーやグローバルな学びを解説

院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「法政大学大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。今回のテーマは「法政大学大学院の海外留学制度とグローバルな学び」についてです。

大学院進学を考えるとき、国内で専門性を深めるだけでなく、海外での研究や国際的な環境での学びに関心を持つ方も多いのではないでしょうか。特に、国際関係、文化研究、サステイナビリティ、理工系分野などでは、日本国内の視点だけでは見えにくい課題に向き合うこともあります。

法政大学大学院では、海外大学との連携や英語による学位取得プログラム、研究助成制度などを通じて、大学院生のグローバルな学びを支える環境が整えられています。ここでは、法政大学大学院で広がる国際的な学びの機会について、受験生にも分かりやすく整理します。


上海外国語大学とのダブルディグリープログラム

法政大学大学院のグローバルな学びを考えるうえで注目したい制度の一つが、上海外国語大学とのダブルディグリープログラムです。

ダブルディグリープログラムとは、法政大学大学院と海外の協定校の両方で学び、所定の要件を満たすことで、双方の大学から学位を取得できる制度です。一般的な短期留学とは異なり、海外の大学院でも専門的な授業を受け、研究を進める点が大きな特徴です。

上海外国語大学は、中国における語学・国際教育の重要な拠点の一つです。このプログラムを活用することで、中国の社会や文化、言語、国際関係について、現地で深く学ぶことができます。

将来、中国や東アジアに関わる仕事をしたい方、国際機関やグローバル企業で活躍したい方、研究者として国際的な視野を広げたい方にとって、ダブルディグリープログラムは大きな魅力となるでしょう。


英語で学位取得を目指せる総合理工学インスティテュート

法政大学大学院では、理工系分野でもグローバルな学びの機会があります。その代表的なプログラムが、小金井キャンパスで展開されている総合理工学インスティテュート、通称IISTです。

IISTでは、英語による授業のみで学位取得を目指すことが可能です。講義や研究指導、論文作成などを英語で行うため、日本にいながら国際的な研究環境に身を置くことができます。

理工系分野では、研究成果を英語で発表したり、海外の研究者と共同研究を行ったりする機会が多くあります。そのため、大学院の段階から英語で専門分野を学ぶ経験は、将来の研究活動やキャリア形成に大きく役立ちます。

海外の研究機関や外資系企業、国際的な技術開発の現場を目指す方にとって、IISTは専門性と英語力の両方を高められる貴重な選択肢です。


海外での研究を支える助成制度

大学院生が海外で研究を行う場合、渡航費や滞在費、学会参加費などの経済的な負担が課題になることがあります。法政大学大学院では、こうした学生の研究活動を支えるための助成制度が用意されています。

たとえば、海外留学補助金を活用することで、協定校などへの留学にかかる負担を軽減できる場合があります。また、研究テーマに関連して海外で現地調査を行う必要がある場合には、現地調査実施費用補助が役立つこともあります。

さらに、国際学会で研究成果を発表する場合には、学会等発表補助金を利用できる可能性があります。海外の学会で発表する経験は、自分の研究を国際的な視点から見直す貴重な機会になります。

外国語で論文を発表する際には、諸外国語による論文等校閲補助のような制度もあります。研究内容だけでなく、英語などで正確に伝える力を高めるうえでも、こうした支援は心強いものです。


キャンパス内でも国際交流ができる

グローバルな学びは、海外に行くことだけで得られるものではありません。法政大学大学院には、世界各国から留学生が集まっており、キャンパス内でも多様な価値観に触れる機会があります。

留学生との授業やゼミでの議論を通じて、自分とは異なる文化背景や研究視点を知ることができます。これは、研究テーマを深めるうえでも大きな刺激になります。

また、法政大学にはグローバル教育センターが設置されており、国際交流や語学力向上に関する支援も行われています。日本人学生と留学生が交流しながら学ぶ環境は、国際的な感覚を育てるうえで重要です。

大学院では、自分の研究を他者に説明し、議論する力が求められます。異なる文化や専門分野の人と話す経験は、研究内容をより分かりやすく伝える訓練にもなります。


グローバルな学びは研究計画にもつながる

海外留学や国際的な研究環境に関心がある場合は、入試準備の段階から自分の研究テーマとどのようにつながるのかを整理しておくことが大切です。

たとえば、中国社会や東アジアの国際関係を研究したい方であれば、上海外国語大学との連携がどのように研究に役立つのかを考えることができます。理工系分野で国際的な研究発表を目指す方であれば、英語で学べるIISTの環境が魅力になるでしょう。

ただし、制度を利用できるかどうかは、研究科や年度、出願区分、成績、語学力などによって異なる場合があります。志望理由や研究計画書に書く場合は、公式情報を確認したうえで、無理のない形で自分の研究目的と結びつけることが大切です。


まとめ

法政大学大学院では、上海外国語大学とのダブルディグリープログラム、英語で学位取得を目指せる総合理工学インスティテュート、海外留学補助金や学会等発表補助金など、グローバルな学びを支える制度が整えられています。

大学院での学びは、国内の研究室だけで完結するものではありません。海外の大学、国際学会、留学生との交流などを通じて、自分の研究をより広い視点から見つめ直すことができます。

法政大学大学院を志望する方は、研究科や指導教員だけでなく、海外留学制度や国際的な研究環境にも目を向けてみてください。グローバルな視点を持つことで、研究計画や将来のキャリアの可能性も大きく広がっていくはずです。


※募集要項や入試制度、海外留学制度、ダブルディグリープログラム、助成制度、各研究科の内容は変更される場合があります。出願前には必ず法政大学大学院公式サイトで最新情報をご確認ください。

志樹舎 では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。

多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。

「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ 無料相談 にお申込みください。


※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。