法政大学大学院の3キャンパスを解説!市ケ谷・多摩・小金井、それぞれの特徴とは?

院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「法政大学大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。今回のテーマは「法政大学大学院の3キャンパス」についてです。

大学院選びでは、研究内容や指導教員だけでなく、「どのキャンパスで学ぶのか」も大切なポイントです。毎日の通学時間や周辺環境は、2年間あるいはそれ以上の大学院生活に大きく影響します。

法政大学大学院には、市ケ谷キャンパス、多摩キャンパス、小金井キャンパスの3つのキャンパスがあり、それぞれ異なる特色を持っています。研究分野によって設置されている研究科も異なるため、志望研究科がどこにあるのかを早めに確認しておきましょう。


市ケ谷キャンパスは人文・社会科学系の中心

法政大学大学院のメインキャンパスともいえるのが、市ケ谷キャンパスです。JRや地下鉄が利用でき、市ケ谷駅や飯田橋駅から徒歩圏内というアクセスの良さが魅力です。

都心に位置しているため、学部から進学する学生だけでなく、仕事帰りに通学する社会人学生も多く学んでいます。夜間開講や昼夜開講を導入している研究科も多く、働きながら大学院で学びたい方にも通いやすい環境です。

市ケ谷キャンパスには、人文科学研究科、国際文化研究科、法学研究科、政治学研究科、経済学研究科、社会学研究科、経営学研究科、キャリアデザイン学研究科、公共政策研究科、人間社会研究科の一部専攻など、多くの研究科が設置されています。

また、連帯社会インスティテュートや地域創造インスティテュートも市ケ谷キャンパスで開講されています。

さらに、市ケ谷キャンパスに関連する田町校舎では、デザイン工学研究科の建築学専攻、都市環境デザイン工学専攻、システムデザイン専攻が設置されています。


社会人にも通いやすい開講スタイル

市ケ谷キャンパスの特徴として、昼間開講だけでなく、昼夜開講や夜間開講の研究科が多い点が挙げられます。

たとえば、経営学研究科では昼間と夜間の授業が用意されており、公共政策研究科やキャリアデザイン学研究科では夜間開講を中心としたカリキュラムが整えられています。

仕事を続けながら大学院で専門知識を身につけたい社会人にとっては、無理なく通学しやすい環境が整っていることは大きな魅力です。


多摩キャンパスは自然豊かな研究環境

東京都町田市にある多摩キャンパスは、広い敷地と自然環境に囲まれた落ち着いたキャンパスです。静かな環境で研究に集中したい方には魅力的な場所といえるでしょう。

広々としたキャンパスには図書館やスポーツ施設なども整備されており、研究だけでなく学生生活も充実させやすい環境です。

多摩キャンパスには、スポーツ健康学研究科、人間社会研究科の臨床心理学専攻・人間福祉専攻などが設置されています。また、経済学研究科、社会学研究科、人間社会研究科福祉社会専攻など、一部の研究科は市ケ谷キャンパスと併設されています。

スポーツ健康学研究科では、スポーツ科学や健康科学に関する実践的な研究が行われています。また、人間社会研究科では心理学や福祉分野を中心に、専門性の高い学びを深めることができます。


小金井キャンパスは理系研究の拠点

小金井キャンパスは、法政大学大学院の理工系分野を支える研究拠点です。情報科学や工学、生命科学など、最先端の研究設備を活用した教育・研究が行われています。

理工学研究科では、機械工学、電気電子工学、応用情報工学、システム理工学、応用化学、生命機能学など、幅広い分野を学ぶことができます。また、情報科学研究科では情報科学を専門的に研究できます。

理系研究では実験や研究室活動が中心になるため、小金井キャンパスには高度な実験設備や研究機器が整備されています。研究室単位でプロジェクトに取り組み、学会発表や企業との共同研究を行う機会もあります。


英語で学位取得を目指せるIIST

小金井キャンパスでは、「総合理工学インスティテュート(IIST)」という特色あるプログラムも設置されています。

IISTでは、授業や研究指導を英語で受けることができ、英語による学位取得を目指すことが可能です。世界各国から集まる留学生とともに研究を進める環境が整っており、国際的な研究者を目指す方にも魅力があります。

将来、海外の大学や研究機関、グローバル企業で活躍したいと考えている方にとって、こうした環境は大きな強みになるでしょう。


キャンパス選びは研究内容と通学の両方で考える

大学院選びでは、「どのキャンパスが良いか」ではなく、「自分が学びたい研究科がどこにあるか」を確認することが大切です。

また、社会人であれば勤務先からのアクセス、学部生であれば自宅からの通学時間も考慮しておきましょう。毎週何日通学するのか、夜間授業があるのかなども、研究生活を続けるうえでは重要なポイントになります。

オープンキャンパスや進学相談会などに参加できる場合は、実際のキャンパスの雰囲気を確認しておくこともおすすめです。研究室や図書館、周辺環境を見ることで、入学後の生活をより具体的にイメージできるようになります。


まとめ

法政大学大学院には、市ケ谷、多摩、小金井という3つのキャンパスがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。

市ケ谷キャンパスは人文・社会科学系を中心とした都市型キャンパス、多摩キャンパスは自然豊かな環境でスポーツや福祉・心理分野を学べるキャンパス、小金井キャンパスは理工系・情報系研究の拠点として充実した研究設備を備えています。

研究内容だけでなく、通学しやすさやキャンパス環境も大学院生活を左右する重要な要素です。志望研究科がどのキャンパスに設置されているのかを早めに確認し、自分に合った研究環境をイメージしながら受験準備を進めていきましょう。


※研究科・専攻の設置場所や開講形態は変更される場合があります。出願前には必ず法政大学大学院公式サイトで最新情報をご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。