持続可能な社会の実現へ!時代を変革するグローバル人材を育成する明治大学大学院の使命

院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「明治大学大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。

今回のテーマは「持続可能な社会の実現へ!時代を変革するグローバル人材を育成する明治大学大学院の使命」です。


大学院入試を検討している皆さんは、将来のキャリアをどのように考えているでしょうか。

専門性を高めて企業で活躍したい方、研究職を目指したい方、公共政策や国際分野で社会に貢献したい方など、目標は人それぞれだと思います。

ただし、これからの大学院での学びには、以前よりも大きな視野が求められています。

現代社会は、環境問題、人口減少、国際競争、経済の停滞、技術革新など、さまざまな課題が重なり合う時代です。

そのような時代に大学院で学ぶということは、自分の専門性を深めるだけでなく、その知識を社会にどう活かすのかを考えることでもあります。

今回は、明治大学大学院が掲げる「持続可能な社会の実現」と「時代を変革するグローバル人材の育成」という使命について、受験生の目線で分かりやすく解説します。


現代社会が直面する大きな課題

私たちが生きる社会は、過去の常識だけでは対応できないほど大きく変化しています。

特に気候変動の問題は、世界全体で深刻な課題となっています。

2023年7月、国連事務総長は「地球沸騰化の時代が到来した」と表現し、温暖化への強い危機感を示しました。

また、2024年2月に「Nature Climate Change」に掲載された論文では、温暖化が従来の想定よりも速いペースで進んでいる可能性が示されています。

平均気温が2℃、3℃と上昇すれば、異常気象や災害のリスクも高まります。

こうした問題は、理系分野だけの課題ではありません。

環境問題に対応するには、技術開発だけでなく、法律、経済、経営、政治、教育、文化など、幅広い分野からのアプローチが必要です。

大学院で研究するテーマも、このような社会の大きな流れと無関係ではありません。


ESGが示す社会の変化

近年、ビジネスの世界ではESGという考え方が広がっています。

ESGとは、環境、社会、ガバナンスを重視して企業活動を考える姿勢のことです。

以前は、企業の成長というと売上や利益が中心に見られることが多くありました。

しかし現在では、環境問題にどう向き合っているか、人権や労働環境に配慮しているか、組織として透明性のある経営をしているかも重要な評価の対象になっています。

これは、社会が企業に求める役割が変わってきたことを意味します。

大学院で経営学や商学を学ぶ人にとっては、ESGを踏まえた企業戦略が研究テーマになります。

法学や政治経済学を学ぶ人にとっては、制度づくりや政策の視点から考えることができます。

理工学や農学を学ぶ人にとっては、環境負荷を減らす技術や持続可能な生産方法の研究につながります。

このように、持続可能な社会の実現は、どの研究分野にとっても重要なテーマになっています。


大学は社会の公器であるという考え方

明治大学大学院の乾孝治大学院長は、大学を「社会の公器」として捉えています。

これは、大学が社会から切り離された場所ではなく、知の創造と人材育成を通じて社会に貢献する存在であるという考え方です。

日本は長く低成長が続き、国際競争力の低下も課題として指摘されています。

このような時代だからこそ、大学院には高度な専門性を持つ人材を育て、社会に送り出す役割があります。

大学院での研究は、個人の知的関心を深めるだけではありません。

社会が抱える課題を見つめ、その解決に向けて学問の立場から貢献することも重要です。

明治大学大学院が学術的研究者の養成に加えて、高度専門職業人の養成を重視しているのも、この使命とつながっています。


明治大学大学院が育てるグローバル人材

明治大学大学院が目指しているのは、時代を変革していくグローバル人材の育成です。

ここでいうグローバル人材とは、単に外国語が話せる人という意味ではありません。

もちろん語学力は大切ですが、それ以上に、自分とは異なる立場や価値観を理解し、多様な人々と協力できる力が求められます。

現代の社会課題は、国や地域を超えてつながっています。

気候変動、経済格差、国際紛争、人口問題、食料問題など、どれも一国だけで解決できるものではありません。

そのため、広い視野と教養を持ち、複雑な問題を多角的に考える力が必要になります。

明治大学大学院では、こうした力を備えた「知のプロフェッショナル」の育成を目指しています。


12の研究科と横断的な学び

明治大学大学院には、法学、商学、政治経済学、経営学、文学、情報コミュニケーション、理工学、農学、先端数理科学、教養デザイン、国際日本学、グローバル・ガバナンスの12研究科があります。

文系から理系まで幅広い研究科があるため、自分の関心に合わせて専門性を深めることができます。

また、所属する研究科の学びだけにとどまらず、研究科横断科目型カリキュラムや研究プロジェクト、社会連携・社会貢献活動などを通じて、他分野の考え方に触れる機会もあります。

たとえば、環境問題を研究する場合、理工学の知識だけでなく、経済政策や国際関係、企業経営の視点も必要になることがあります。

こうした横断的な学びは、複雑な社会課題に向き合ううえで大きな力になります。

明治大学大学院の環境は、専門性を深めながら視野を広げたい受験生にとって、大きな魅力と言えるでしょう。


大学院入試では社会とのつながりを考える

大学院入試では、研究計画書や面接を通じて、研究テーマへの理解や志望理由が問われます。

その際に大切なのは、「自分が何を研究したいのか」だけでなく、「その研究が社会とどのようにつながるのか」を考えることです。

たとえば、経営学を志望するなら、企業の成長だけでなく、持続可能な経営やESGへの関心を示すことができます。

法学を志望するなら、社会課題を解決するための制度やルールづくりと関連づけることができます。

国際日本学やグローバル・ガバナンスを志望するなら、国際社会の中で日本や地域が果たす役割を考えることができます。

研究テーマを社会課題と結びつけて説明できると、志望理由に具体性が生まれます。

明治大学大学院を目指す方は、自分の研究がどのように未来の社会に貢献できるのかを一度整理してみるとよいでしょう。


まとめ

明治大学大学院は、持続可能な社会の実現と、時代を変革するグローバル人材の育成を重要な使命としています。

現代社会では、環境問題やESG、日本の低成長、国際競争力の低下など、多くの課題が重なっています。

こうした時代に大学院で学ぶ意味は、専門性を深めることだけではありません。

自分の研究や知識を社会にどのように活かすのかを考え、実際の課題解決につなげていくことが求められます。

明治大学大学院には12の研究科があり、専門分野を深めながら、他分野とつながる学びの機会もあります。

大学院入試を考えている皆さんは、ぜひ自分の研究テーマと社会とのつながりを意識してみてください。

その視点が、研究計画書や面接での説得力を高め、入学後の学びをより充実したものにしてくれるはずです。


※入試制度や募集要項、研究科の情報は変更される場合があります。出願前には必ず明治大学大学院の公式サイトをご確認ください。

志樹舎 では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。

多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。

「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ 無料相談 にお申込みください。


※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。