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今回のテーマは、早稲田大学大学院の面接試験についてです。

大学院入試において、書類審査を通過した後に行われるのが面接(口頭試問)です。「どんな質問がされるのか」「どこが評価されるのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

早稲田大学大学院の面接は、単なる人物確認ではありません。提出した研究計画書の内容をもとに、研究を進める力があるかどうかを見極める場です。

この記事では、面接の基本形式から具体的な評価ポイント、オンライン面接の注意点までを分かりやすく解説します。


結論|面接は「研究理解」と「説明力」が評価される

結論として、早稲田大学大学院の面接で最も重要なのは、「研究内容をどれだけ深く理解しているか」と「それを論理的に説明できるか」です。

そのため、暗記した回答ではなく、自分の言葉で説明できるかどうかが合否を左右します。


面接の基本形式と時間

面接の形式は研究科によって異なりますが、例えば経済学研究科(修士課程)では、面接時間は1人あたり約20分とされています。

この20分の中で、研究計画書の内容確認から専門知識のチェックまで行われるため、短時間でも密度の高い試験になります。

また、近年はZoomなどのWeb会議システムを利用したオンライン面接も増えています。対面とは違った準備が必要になる点にも注意が必要です。


質問内容と評価ポイント

面接では、提出した研究計画書に関する質問が中心になります。

具体的には、「なぜそのテーマを選んだのか」「どのように研究を進めるのか」「どのような意義があるのか」といった点が問われます。

その上で、特に重視される評価ポイントが2つあります。

1つ目は、専門分野の基礎知識です。

例えば経済学研究科では、面接の中で経済学の必須知識が問われ、複数の教員によって評価されます。内容によっては政治学など関連分野の基礎知識が問われることもあります。

単に知識があるだけでなく、それを口頭で説明できるかが重要です。

2つ目は、語学力です。

早稲田大学大学院では、語学スコアの提出だけでなく、面接中のやり取りを通して実際の語学力が確認されることがあります。

例えばアジア太平洋研究科では、日本語での受験であっても、必要に応じて英語能力が問われる場合があります。

また、外国籍の受験者に対しては、日本語での応答力が確認されることもあります。

語学力は、専門知識と同様に評価の対象となる重要な要素です。


オンライン面接での注意点

オンライン面接では、不正防止のために厳格なルールが設けられています。

例えば、面接中はカメラとマイクを常にオンにし、顔全体が映る状態を維持する必要があります。場合によってはマスクを外すよう指示されることもあります。

また、バーチャル背景の使用は禁止されているケースが多く、実際の部屋の様子を見せる必要があります。

さらに、面接中にカメラを動かして部屋全体を映すよう求められることもあり、周囲に人がいないことを確認されます。

通信トラブルが発生した場合には、大学側から電話やメールで連絡が来ることがあります。この対応に遅れると試験放棄とみなされる可能性もあるため、事前に通信環境を整えておくことが重要です。


面接対策で意識すべきこと

面接対策として重要なのは、研究計画書の内容を深く理解することです。

書いてあることをそのまま読むのではなく、「なぜそう考えたのか」を自分の言葉で説明できるようにしておく必要があります。

また、専門用語や基本的な理論についても、口頭で説明できるレベルまで整理しておくことが重要です。

さらに、実際に声に出して練習することも効果的です。頭の中で理解していても、言葉にすると詰まってしまうケースは多いためです。


まとめ|短時間でも実力が見られる試験

早稲田大学大学院の面接は、短時間で研究内容や基礎力を総合的に評価される試験です。

研究計画書の理解度、専門知識、語学力、そして説明力がバランスよく見られます。

事前準備をしっかり行い、自分の言葉で説明できる状態を作ることが合格への近道です。

オンライン面接の場合は環境面の準備も含めて、万全の状態で本番に臨みましょう。


※本記事の内容は概要です。最新の募集要項や詳細な出願条件については、必ず公式サイトをご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。