大学院入試の面接では、受け答えの内容だけでなく、入室から着席までの振る舞いも大切な第一印象を形づくります。
所作が落ち着いているだけで、面接官に「安心して対話できる人だ」という印象を与えることができます。

ここでは、緊張していても迷わず行動できるよう、入室から着席までの基本的な流れを整理します。


1.入室:落ち着いた動作で第一印象を整える

  • ノック:ゆっくり3回(コン、コン、コン)
  • 応答を待つ:「どうぞ」と言われてから入室
  • ドアの開閉:入室後、ドアの方へ向き直り静かに閉める
  • 最初の挨拶:面接官の方を向き「失礼いたします」と言って軽く一礼(約30度)

慌てず一つひとつの動作を丁寧に行うことで、落ち着いた印象が伝わります。


2.椅子の横に立つ:名乗りと挨拶

  • 椅子の横(入口に近い側)まで静かに移動
  • 姿勢を正して立つ
  • 大学名・氏名を名乗る
  • 「本日はよろしくお願いいたします」と述べてお辞儀(約45度)

ここは面接のスタート地点です。はっきりした声で伝えることを意識しましょう。


3.着席:一呼吸おいてから座る

  • 「どうぞお座りください」と言われてから座る
  • 「失礼いたします」と軽く一礼して着席
  • 姿勢:背もたれに寄りかかりすぎず、背筋を伸ばす
  • 手の位置:膝の上に軽く置く(組まない)
  • 荷物:鞄は足元の床に置く

姿勢が整うと呼吸も落ち着き、その後の受け答えもしやすくなります。


まとめ:落ち着いた所作が「安心感」を伝える

入室から着席までの所作は、特別なマナーというより、
相手への敬意と落ち着きを伝えるコミュニケーションです。

  • 丁寧にノックする
  • 落ち着いて名乗る
  • 姿勢を整えて座る

この一連の流れが自然にできると、面接官は安心して対話を始めることができます。

自宅で椅子を使って何度か練習しておくと、本番でも落ち着いて行動できます。
最初の10秒を味方につけ、自信を持って面接に臨んでください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。