
APU大学院のAP Houseとは?学生寮生活と別府での暮らしを解説
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立命館アジア太平洋大学(APU)大学院への進学を考えるとき、研究内容や学費と同じくらい気になるのが、入学後にどこで暮らすのかという点です。特に県外や海外から進学する場合は、住居探し、生活費、通学環境などを事前に確認しておく必要があります。
APU大学院では、大学院生の学生寮への入居が保証されており、AP Houseと呼ばれる学生寮で生活を始めることができます。この記事では、AP House 3・AP House 4の費用、大分県別府市での生活、アルバイトや医療など、進学前に知っておきたい生活面のポイントを整理します。
大学院生にはAP Houseへの入居が保証されている

AP Houseは、日本人学生と国際学生がともに生活する混住型の学生寮です。異なる国や地域の学生と同じ環境で暮らすことになるため、授業以外の時間にもさまざまな文化や価値観に触れられることが特徴です。
元原稿では、大学院生にはAP House 3またはAP House 4への入居が保証されているとされています。県外や海外から進学する学生にとって、入学前に自分で不動産会社を探し、賃貸契約を結ぶ必要がないことは大きな安心材料になります。
大学院では、入学直後から授業や研究計画の準備が始まります。住居探しに時間を取られず、生活の拠点を早い段階で確保できることは、研究をスムーズに始めるうえでもメリットがあります。
AP House 3とAP House 4の費用を確認する
元原稿では、AP House 3の入居費用は、4月入居の場合がおよそ16万7600円、9月入居の場合がおよそ15万450円とされています。AP House 4については、4月入居がおよそ24万6200円、9月入居がおよそ21万7400円が目安です。
これらは一定期間分をまとめて納付する仕組みとされているため、「1か月分の家賃」として比較するのではなく、何か月分の費用が含まれているのかを確認する必要があります。また、入居時に必要となる費用の範囲も年度によって変わる可能性があります。
大学院進学の資金計画を立てる際には、授業料だけでなく、学生寮費、食費、通信費、交通費、日用品なども含めて考えましょう。特に入学直後はまとまった支払いが発生しやすいため、入学金や授業料とあわせて必要資金を一覧にしておくと安心です。
多文化環境で生活できることもAP Houseの特徴
AP Houseの大きな特徴は、国籍や文化的背景の異なる学生と日常的に接することです。APUは国際学生の割合が高く、寮生活でも英語や日本語を使いながら多文化交流を経験できます。
ただし、異文化交流には楽しい面だけでなく、生活習慣の違いから戸惑う場面もあります。食事の時間、共有スペースの使い方、音に対する感覚などは、人によって大きく異なります。自分にとって当たり前のことが相手には当たり前ではないという経験も、寮生活の一部です。
こうした環境で生活することは、国際関係や多文化共生を研究する学生だけでなく、将来国際的な環境で働きたい人にとっても貴重な経験になります。研究室や授業とは異なる形でコミュニケーション力を身につける機会になるでしょう。
別府市は生活費を考えるうえでも注目したい

APUがある大分県別府市は、東京や大阪などの大都市と比べると、住居費をはじめとした生活費を抑えやすい地域とされています。大学院進学では学費だけでなく、2年間あるいは3年間の生活費も必要になるため、生活コストは重要な比較材料です。
別府市は温泉地として全国的に知られており、観光産業が地域経済の重要な要素になっています。そのため、観光・ホスピタリティなどを研究する学生にとっては、キャンパス周辺の地域そのものから学べることもあるでしょう。
一方で、地方都市での生活が自分に合うかどうかは人によって異なります。大都市の利便性を重視する人と、落ち着いた環境で研究に集中したい人では感じ方も変わります。可能であれば出願前に別府を訪れ、キャンパスだけでなく周辺の生活環境も確認してみるとよいでしょう。
アルバイトは学業とのバランスを考える
元原稿では、大学院生のアルバイトについて、学期中は週28時間まで、休暇中は週40時間まで認められるとされています。また、時給の目安として790円から1000円程度という情報が挙げられています。
ただし、アルバイトに関する条件は、在留資格や法令、最低賃金の改定などによって変わります。特に国際学生の場合は、資格外活動許可など必要な手続きを確認してから働くことが重要です。
大学院では、授業に出席するだけでなく、英語論文を読む、研究計画を修正する、調査を行うなど、授業外にも多くの時間が必要です。アルバイト収入だけを前提に資金計画を立てるのではなく、奨学金や貯蓄なども組み合わせ、研究時間を確保できるようにしましょう。
医療や健康面の準備も忘れない
元原稿では、キャンパス内に診療所があるものの、投薬などの医療行為は行えないとされています。治療が必要な場合には、学外の医療機関を利用することになります。
県外や海外から別府へ移る場合は、近隣の病院やクリニック、保険制度についても確認しておくと安心です。継続的に薬を服用している場合などは、入学後にどこで受診するかを事前に考えておくことも大切です。
また、元原稿では障害のある学生に対して、個別の状況に応じた支援が行われ、事前に支援申請フォームを提出できるとされています。必要な支援がある場合は、入学してから相談するのではなく、できるだけ早い段階で大学へ確認しておきましょう。
出願前に生活費まで含めた資金計画を作る
大学院進学の費用を計算するときは、授業料だけを見て判断しないことが重要です。AP Houseの入居費用、日々の食費、交通費、通信費、研究活動に必要な費用などを含めて、1年間でどの程度必要になるのかを考えてみましょう。
特に社会人の場合は、進学によって収入が減る可能性もあります。現在の貯蓄でどの程度生活できるのか、奨学金を利用できなかった場合でも進学できるのかなど、複数のケースで試算しておくことをおすすめします。
AP Houseへの入居が保証されていることは、住居面での不安を減らす材料になりますが、大学院生活全体を安心して送るためには、生活費まで含めた準備が必要です。
可能なら入学前に別府での生活をイメージしておこう

APU大学院を志望する場合は、研究内容だけでなく、「別府で2年間、あるいは3年間生活する」という視点からも進学を考えてみましょう。学生寮での多文化生活が自分に合いそうか、周辺環境で不便を感じそうなことはないかを確認しておくと、入学後のミスマッチを減らせます。
実際に現地を訪れることが難しい場合は、公式サイトの寮情報やキャンパス情報を確認し、AP House 3・AP House 4の設備や費用、大学までの移動方法などを調べてみましょう。在学生や修了生の体験談も参考になりますが、費用やルールについては必ず最新の公式情報と照らし合わせることが大切です。
大学院生活では、研究に集中できる生活基盤を整えることも重要な準備のひとつです。出願前から住居、生活費、アルバイト、医療まで確認し、自分が別府でどのような毎日を送るのかを具体的にイメージしておきましょう。
入試日程、出願期間、試験内容、必要書類、AP Houseへの入居条件、寮費、アルバイトの条件、医療・学生支援の内容などは変更される場合があります。出願・入学を検討する際は、必ず立命館アジア太平洋大学(APU)大学院の公式サイトおよび対象年度の最新の募集要項・学生生活に関する案内をご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


