ビジネスを切り拓く知の創造!明治大学大学院で世界の最前線を学ぶ
院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「明治大学大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは「ビジネスを切り拓く知の創造!明治大学大学院で世界の最前線を学ぶ」です。
大学院入試に向けて、志望校や研究テーマを検討している皆さんの中には、「将来はビジネスの最前線で活躍したい」「経済や政治の動きを専門的に分析できる人材になりたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
以前は、文系の大学院というと研究者を目指す人の進路という印象が強くありました。
しかし現在では、社会科学の専門知識を活かして、企業、行政、国際機関、金融、シンクタンクなどで活躍する高度専門職業人も強く求められています。
明治大学大学院には、経営学研究科、商学研究科、政治経済学研究科という、ビジネスや社会の仕組みを深く学べる研究科があります。
今回は、この3つの研究科に注目し、大学院で社会科学を学ぶ意味や、入試に向けて意識したいポイントを解説します。
なぜ今、ビジネスや経済を大学院で学ぶのか
現代のビジネス環境は、非常に大きく変化しています。
グローバル化、デジタル化、少子高齢化、環境問題、国際情勢の変化など、企業や社会を取り巻く課題は複雑になっています。
かつては、売上や利益を伸ばすことが企業成長の中心として語られることが多くありました。
しかし現在では、環境、社会、ガバナンスを重視するESGの考え方が広がり、企業には社会的責任も強く求められています。
つまり、ビジネスを考えるには、経営戦略やマーケティングだけでなく、環境政策、国際経済、法制度、社会課題なども理解する必要があります。
大学院で経営学、商学、政治経済学を学ぶことは、こうした複雑な現代社会を深く読み解く力を身につけることにつながります。
経営学研究科で学ぶ「ビジネスを切り拓く知」
明治大学大学院の経営学研究科は、「ビジネスを切り拓く知の創造」を掲げています。
経営学研究科では、企業や組織がどのように価値を生み出し、変化する社会に対応していくのかを研究します。
たとえば、経営戦略、組織マネジメント、人材育成、イノベーション、企業統治、グローバル経営などが研究テーマになります。
将来、企業で経営企画や事業開発に関わりたい方、組織改革や人材マネジメントに関心がある方にとって、経営学研究科での学びは大きな土台になります。
また、ESGやサステナビリティ経営のように、企業が社会課題とどう向き合うかを考えるテーマも重要になっています。
経営学を大学院で学ぶことで、単なるビジネスの実務知識ではなく、企業活動を理論的に分析し、将来の方向性を考える力を磨くことができます。
商学研究科で学ぶ市場とビジネスの仕組み
商学研究科は、「世界に向けて発信する商学のパイオニア」を掲げています。
商学は、企業と市場、消費者、流通、金融、会計、マーケティングなど、ビジネスを支える仕組みを幅広く研究する分野です。
たとえば、消費者行動、ブランド戦略、流通システム、金融市場、国際ビジネス、会計情報の活用などが研究テーマになります。
現在の市場は、国内だけで完結するものではありません。
海外市場とのつながり、デジタル広告、EC、サブスクリプション、キャッシュレス決済など、商学が扱うテーマは時代とともに広がっています。
商学研究科で学ぶことは、商品やサービスがどのように社会に届き、どのように価値を生み出すのかを深く理解することにつながります。
将来、マーケティング、金融、会計、商社、流通、コンサルティングなどの分野で活躍したい方にとって、実社会とのつながりを感じやすい研究科です。
政治経済学研究科で社会全体を読み解く
政治経済学研究科は、「国際性・独自性に富む学理の追求」を掲げています。
政治経済学では、政治と経済を切り離さず、社会全体の仕組みとして考えます。
たとえば、経済政策、国際経済、地域政策、公共政策、政治制度、社会保障、労働問題、開発問題などが研究テーマになります。
企業活動も、政治や経済の動きと無関係ではありません。
為替、金利、貿易政策、国際関係、規制、税制などは、ビジネスの判断にも大きく影響します。
政治経済学研究科で学ぶことで、個別の企業や市場だけでなく、社会全体の構造から問題を考える力が身につきます。
将来、行政、シンクタンク、国際機関、金融、報道、政策立案、調査分析などに関心がある方にとって、有力な選択肢になります。
1952年から続く社会科学の伝統
明治大学大学院は、1952年に新制大学院として設置認可されました。
その当初から、商学研究科と政治経済学研究科は設置されており、社会科学分野の教育研究には長い歴史があります。
さらに1959年には経営学研究科が設置され、企業経営や組織、ビジネスの研究分野も広がっていきました。
このように、明治大学大学院の社会科学系研究科は、戦後日本の経済成長や社会変化とともに発展してきた背景があります。
長い歴史の中で積み重ねられた研究実績や教育の蓄積は、大学院で専門性を深めるうえで大きな支えになります。
一方で、各研究科は伝統を大切にしながら、現代の課題に対応する専門カリキュラムも提供しています。
研究科を超えた学びが視野を広げる
ビジネスや経済の課題は、一つの分野だけでは解決できないことが多くあります。
たとえば、環境に配慮した新規事業を考える場合、経営学や商学だけでなく、法制度、環境政策、技術、国際関係の知識も必要になります。
地域経済の活性化を考える場合にも、経済政策、企業活動、行政、観光、文化、情報発信など、複数の視点が関わります。
明治大学大学院には、法学、文学、情報コミュニケーション、理工学、農学、国際日本学、グローバル・ガバナンスなどを含む12の研究科があります。
研究科横断科目型カリキュラムなどを活用することで、所属研究科の枠を超えて学ぶ機会もあります。
社会科学を学ぶ学生にとって、他分野の視点に触れられることは、研究テーマをより深く、実践的に考えるための大きな強みになります。
大学院入試で意識したいポイント
経営学研究科、商学研究科、政治経済学研究科を志望する場合、研究計画書や面接では、自分の研究テーマが現代社会とどうつながるのかを説明することが大切です。
たとえば、経営学なら、組織や企業戦略の研究がどのような経営課題に関係するのかを考えます。
商学なら、消費者行動や市場分析の研究が、現代のビジネスや流通、金融とどう結びつくのかを整理します。
政治経済学なら、自分の関心が政策、経済構造、国際関係、地域社会のどの課題につながるのかを明確にするとよいでしょう。
「このテーマに興味があります」だけで終わらせず、「そのテーマを研究することで、どのような社会的意義があるのか」まで考えると、志望理由に説得力が生まれます。
大学院で学んだ専門性を、将来どのように社会へ還元したいのかも、自分の言葉で整理しておきましょう。
まとめ
明治大学大学院の経営学研究科、商学研究科、政治経済学研究科は、ビジネス、経済、政治、社会の仕組みを深く学べる社会科学系の研究科です。
経営学研究科では、企業や組織が新しい価値を生み出すための知を学ぶことができます。
商学研究科では、市場、消費者、流通、金融、会計など、ビジネスを支える仕組みを研究できます。
政治経済学研究科では、社会全体の制度や経済構造、国際的な課題を広い視点から考えることができます。
大学院入試を考えている方は、自分の関心がどの研究科に合っているのかを整理し、研究テーマと社会とのつながりを具体的に考えてみてください。
その準備が、研究計画書や面接での説得力を高め、入学後の学びをより充実したものにしてくれるはずです。
※入試制度や募集要項、研究科の情報は変更される場合があります。出願前には必ず明治大学大学院の公式サイトをご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


