「国際日本学」の時代を担う!明治大学大学院・国際日本学研究科でグローバルに発信する力を身につける
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今回のテーマは「『国際日本学』の時代を担う!明治大学大学院・国際日本学研究科でグローバルに発信する力を身につける」です。
大学院入試に向けて研究テーマを考えている皆さんの中には、「日本の文化や社会について深く研究したい」「その研究を国内だけでなく、世界にも発信できる力を身につけたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
日本には、アニメや漫画などのポップカルチャー、伝統文化、歴史、観光、食、地域社会、現代の社会システムなど、世界から注目されるテーマが数多くあります。
ただし、日本について研究する場合、国内から見た視点だけでは十分とは言えません。
海外から日本がどのように見られているのか、国際社会の中で日本の文化や制度がどのような意味を持つのかを考えることが重要です。
明治大学大学院の国際日本学研究科は、日本をグローバルな視点から研究し、世界へ発信する力を育てる研究科です。
今回は、国際日本学研究科の特色や、大学院入試で意識したいポイントについて、受験生の目線で分かりやすく解説します。
国際日本学研究科とは
明治大学大学院の国際日本学研究科は、2012年4月に国際日本学専攻修士課程として設置されました。
その後、2014年には博士前期課程・博士後期課程へと再編され、より高度な研究に対応する体制が整えられています。
国際日本学とは、日本の文化や社会を、日本の内側だけから見るのではなく、国際的な視点から捉え直す学問です。
たとえば、日本のポップカルチャーが海外でどのように受け入れられているのか、日本の観光や地域文化が国際社会の中でどのように評価されているのか、日本の社会制度や価値観が海外とどのように比較できるのかを考えることができます。
従来の日本研究に加えて、グローバルな視点や比較の視点を取り入れられる点が、国際日本学研究科の大きな特徴です。
日本を世界から見つめ直す視点
国際日本学研究科で重要になるのは、日本をよく知ることだけではありません。
日本を世界の中に置いて考える視点が必要です。
たとえば、日本のアニメや漫画を研究する場合、それらの作品内容だけでなく、海外のファンがどのように受け止めているのか、どのような翻訳や流通の仕組みで広がっているのかを考えることができます。
日本の伝統文化を研究する場合も、国内で受け継がれてきた歴史だけでなく、海外からどのように理解され、観光や文化交流とどう結びついているのかを考えることができます。
また、日本社会の制度や価値観を研究する場合には、他国との比較を通じて、日本の特徴や課題をより客観的に見つめることができます。
このように、国際日本学では、日本を「当たり前」として見るのではなく、外からの視線も取り入れながら研究を深めていきます。
グローバル人材に必要な力
国際日本学研究科を志望する方の中には、将来グローバルに活躍したいと考えている方も多いと思います。
グローバル人材というと、語学力を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、語学力は大切です。
しかし、語学力だけで国際的な発信ができるわけではありません。
大切なのは、自分とは異なる文化や価値観を理解し、相手に伝わる形で考えを整理する力です。
日本の魅力を発信する場合も、一方的に良さを伝えるだけではなく、相手がどのような背景や関心を持っているのかを理解する必要があります。
そのためには、広い視野、教養、柔軟性、包容力が求められます。
国際日本学研究科での学びは、日本を深く理解しながら、異なる文化を持つ人々と対話する力を育てることにつながります。
12の研究科が支える横断的な学び
明治大学大学院には、国際日本学研究科を含めて12の研究科があります。
法学、商学、政治経済学、経営学、文学、情報コミュニケーション、理工学、農学、先端数理科学、教養デザイン、グローバル・ガバナンスなど、多様な分野がそろっています。
このような総合大学院の環境は、国際日本学を学ぶうえでも大きな強みになります。
たとえば、日本のアニメーション産業を研究する場合、文化研究の視点に加えて、経営学や商学の視点からビジネスモデルを考えることができます。
SNSを通じた日本文化の発信を研究する場合には、情報コミュニケーション研究科の視点が参考になります。
観光や地域文化を研究する場合には、経済、歴史、政策、国際関係などの視点も関わってきます。
明治大学大学院には、研究科横断科目型カリキュラムなど、所属研究科の枠を超えて学べる仕組みもあります。
自分の研究テーマに必要な視点を取り入れながら、独自の国際日本学を深められる環境が整っています。
研究テーマを考える具体例
国際日本学研究科を目指す場合、研究テーマは幅広く考えることができます。
たとえば、アニメ、漫画、ゲーム、音楽、映画などのポップカルチャーを通じて、日本文化が海外でどのように受容されているのかを研究することができます。
また、日本の観光や地域文化に注目し、訪日外国人が地域をどのように体験しているのか、地域側がどのように情報発信しているのかを研究することもできます。
日本語教育や異文化コミュニケーションに関心がある方は、言語や教育を通じて日本理解がどのように形成されるのかを考えることができます。
さらに、日本社会の働き方、家族観、ジェンダー、教育制度などを国際比較の視点から研究することも可能です。
大切なのは、「日本について研究したい」という関心を、世界との関係や比較の視点に広げていくことです。
大学院入試で意識したいポイント
国際日本学研究科を志望する場合、研究計画書や面接では「なぜ国際日本学研究科で学びたいのか」を具体的に説明することが大切です。
まず、自分が研究したい日本の文化や社会のテーマを明確にしましょう。
次に、そのテーマが国際的にどのような意味を持つのかを考えてみてください。
たとえば、「日本のポップカルチャーを研究したい」だけでなく、「海外の受容や発信のされ方を通じて、日本文化の国際的な意味を考えたい」と説明できると、研究の方向性が明確になります。
また、将来その研究をどのように発信し、社会に活かしたいのかを考えることも重要です。
研究者を目指す場合も、国際交流、観光、教育、メディア、文化産業などの分野で活躍したい場合も、自分の研究がどのような人や社会につながるのかを整理しておきましょう。
「誰に、何を、どのように伝えたいのか」を考えることが、研究計画書や面接での説得力につながります。
まとめ
明治大学大学院の国際日本学研究科は、日本の文化や社会をグローバルな視点から研究し、世界へ発信する力を育てる研究科です。
2012年に修士課程として設置され、2014年には博士前期課程・博士後期課程へと再編されました。
国際日本学では、日本を国内から見るだけでなく、世界の中でどのように位置づけられるのかを考えることが重要です。
ポップカルチャー、伝統文化、観光、地域社会、日本語教育、社会制度など、研究テーマは幅広く広がっています。
大学院入試を考えている方は、自分の研究テーマが世界とどのようにつながるのか、そしてその成果を誰にどのように発信したいのかを整理してみてください。
その準備が、研究計画書や面接での説得力を高め、入学後の学びをより深いものにしてくれるはずです。
※入試制度や募集要項、研究科の情報は変更される場合があります。出願前には必ず明治大学大学院の公式サイトをご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


