大学院入試の面接で「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を聞かれたとき、華やかな成果を強調しなければならないと思っていませんか?
しかし面接官が本当に知りたいのは、結果の大きさではなく、その結果に至るまでの考え方と行動のプロセスです。
なぜなら大学院では、研究やプロジェクトの中で課題に向き合い続ける力が求められるため、同じように行動できる再現性が重視されるからです。
1. 「STARフレームワーク」でプロセスを整理する
ガクチカは次の順序で伝えると、あなたの思考と行動が明確に伝わります。
- Situation(状況):どのような環境・背景だったか
- Task(課題):どんな問題を解決しようとしたか
- Action(行動):具体的に何を実行したか(最重要)
- Result(結果):どんな成果・学びが得られたか
特に重要なのは Action(行動) です。
「努力しました」ではなく、
- メンバー一人ひとりと面談を実施した
- データを毎日記録し課題の原因を特定した
- 試行錯誤しながら改善策を検証した
のように、動きが見える表現で伝えましょう。
2. 「なぜ?」に答えられる準備をしておく
面接では、あなたの行動に対して「なぜそうしたのですか?」と深く質問されることがあります。
これは評価の一部であり、あなたの行動原理や価値観を知るための質問です。
答え方の例:
- 「その課題が最も影響が大きいと考えたためです」
- 「チーム全体の動きを改善する必要があると判断したためです」
- 「最後までやり遂げる姿勢を大切にしているからです」
行動の背景にある判断理由を言語化しておくと、説得力が高まります。
3. 成功談だけでなく「試行錯誤」も価値になる
研究や仕事では、思い通りに進まない場面が必ずあります。
そのため、
- 壁に直面したときどう考えたか
- どのように改善を試みたか
- そこから何を学んだか
を語ることで、課題解決力や粘り強さを伝えることができます。
華やかな成功でなくても、試行錯誤のプロセスは十分に評価されます。
まとめ:結果より「行動の再現性」を伝えよう
大学院入試の面接で重視されるのは、成果の大きさではなく、
- 課題にどう向き合うか
- どのように考えて行動するか
- 次の場面でも活かせる力があるか
という点です。
特別な実績がなくても大丈夫です。
あなたが課題に向き合い、工夫し、前に進んできた過程そのものが、大学院での研究につながる力になります。
自分の歩みを丁寧に振り返り、あなたらしい言葉で伝えていきましょう。
志樹舎
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



