2027年度APU大学院入試スケジュールまとめ|4月入学・9月入学の出願時期を解説

院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。

立命館アジア太平洋大学(APU)大学院への出願を考える際、早い段階で確認しておきたいのが入試スケジュールです。2027年度入学分の出願は2026年9月1日から始まっており、この記事を公開する9月20日時点では、すでに締切を迎えた選考区分もあります。

APU大学院には4月入学と9月入学があり、一般選考のほか、奨学金と連動した選考区分も設けられています。これから出願を考える方は、「まだ間に合う選考はどれか」を確認したうえで、英語資格、推薦状、研究計画書などの準備を急いで進める必要があります。この記事では、2027年度入学に向けた主な日程を整理します。


2027年度入学分の出願は9月1日からスタート済み

2027年度入学分の出願受付は、2026年9月1日に開始されています。9月20日時点では、出願期間に入ってから約3週間が経過しています。これからAPU大学院への出願を検討する場合は、まず自分が利用できる選考区分と締切日を確認しましょう。

特に注意したいのが、奨学金と連動した選考です。一部の区分は一般選考よりもかなり早く締め切られます。例えば、元原稿で紹介しているAfDB奨学金を活用する区分は、2026年9月15日が締切となっているため、9月20日時点ではすでに受付を終えています。

「2027年度入試は始まったばかり」と考えるよりも、すでに一部の選考が動き始めている時期だと捉え、これから利用できる選考区分を早めに絞り込むことが大切です。


4月入学を目指すなら次は10月7日を意識する

2027年4月入学の修士課程では、AfDB奨学金を活用する区分の締切が2026年9月15日、結果通知が11月11日とされています。この区分については、9月20日時点ですでに出願締切を過ぎています。

一方、ロータリー米山奨学金を活用する区分では、締切が2026年10月7日、結果通知が12月9日とされています。9月20日から考えると、締切までは約2週間です。利用を検討している方は、出願資格や必要書類をすぐに確認する必要があります。

推薦状など第三者に依頼する書類が必要な場合、自分だけで準備を完結できません。10月7日を目指すのであれば、まず募集要項を確認し、準備が間に合うかを早急に判断しましょう。無理に急いで不十分な書類を提出するのではなく、その後の一般選考を含めて出願計画を考えることも重要です。


4月入学の一般選考は合格後の日程も確認する

一般選考についても複数の区分が設定されています。元原稿では、一般選考1の合格後の手続きとして、入学金の第1回納期が2026年12月10日、第2回納期が2027年1月7日とされています。

大学院入試では、出願締切や合格発表だけを確認して終わりではありません。合格後には入学金などの支払いが発生するため、資金を準備する時期まで含めて予定を立てる必要があります。

特に複数の大学院を併願する場合は、他大学の合格発表とAPUの入学手続き期限がどのような順番になるかも確認しておきましょう。合格後に慌てないためにも、出願時点から納付期限までカレンダーに入れておくことをおすすめします。


博士課程の4月入学も10月7日がひとつの節目

2027年4月入学の博士課程では、元原稿によると一般選考1の締切が2026年10月7日、結果通知が12月9日、入学金の第1回納期が2027年1月7日に設定されています。

9月20日時点では、10月7日まで残された時間は長くありません。博士課程の場合は、書類をそろえるだけではなく、研究計画の内容や希望する指導教員との研究上の適合性を十分に確認することが重要です。

すでに研究テーマや計画書の骨格ができている方であれば、残りの期間で文章を磨き、必要書類を整えていく段階です。一方、まだ研究テーマが漠然としている場合は、10月7日だけにこだわらず、その後に利用できる選考があるかを募集要項で確認し、無理のない計画を立てましょう。


2027年9月入学ならまだ出願準備の時間を確保しやすい

2027年9月入学を目指す修士課程では、元原稿によると締切が2026年9月15日から2027年3月19日まで段階的に設定されています。最初の区分はすでに締め切られていますが、9月20日時点から準備を始めても、その後の選考区分を検討できる可能性があります。

9月入学の入学金の最終納期は2027年7月1日とされています。早い段階で合格できれば、入学までの期間を使って退職、引き継ぎ、転居などを準備できます。社会人にとっては、現在の仕事との調整期間を確保しやすい点も考慮したいところです。

ただし、「2027年3月19日まで選考があるからまだ半年ある」と安心して準備を後回しにするのは避けたいところです。英語資格は一度で目標スコアに届くとは限らず、推薦状や研究計画書にも時間が必要です。9月20日から準備を始めるのであれば、秋のうちに英語試験と出願書類の準備を本格化させましょう。


9月入学の博士課程は11月5日のMEXTにも注意

2027年9月入学の博士課程では、元原稿によるとMEXT奨学金を活用する区分の締切が2026年11月5日、結果通知が2027年1月27日に設定されています。

9月20日時点では、11月5日まで1か月半ほどです。MEXT奨学金を利用した出願を考えている場合は、対象条件や必要書類を今の段階で確認しておきたい時期です。

また、シルフ奨学金を活用する区分や一般選考2では、締切が2027年3月19日、結果通知が6月2日とされています。同じ9月入学でも、選考区分によって締切が大きく異なります。自分が奨学金を優先するのか、一般選考を中心に考えるのかによって、準備のペースを調整しましょう。


9月20日時点で何を優先すればよいか

これから2027年度APU大学院入試を目指すのであれば、まず公式サイトを開き、自分の志望する研究科、4月入学または9月入学、利用したい選考区分を確認しましょう。そのうえで、最も近い出願締切日を一つ決めます。

次に確認したいのが英語資格です。まだ必要なスコアを取得していない場合は、試験日と結果が出る時期を調べ、再受験の可能性まで考えて予定を立てます。推薦状についても、締切直前ではなく、できるだけ早く推薦者へ依頼しましょう。

研究計画書が必要な場合は、研究テーマ、先行研究、研究目的、研究方法を整理し、まず全体の骨格を作ります。9月20日以降は、単に情報収集を続けるのではなく、実際に書類を作り始める時期だと考えたほうがよいでしょう。


4月入学と9月入学は現在の状況から選ぶ

大学4年生で卒業後すぐに進学したい場合は、4月入学を希望する方も多いでしょう。ただし、9月20日時点では一部の早期選考がすでに終了しているため、これから利用できる4月入学の選考を具体的に確認する必要があります。

社会人の場合は、準備期間を確保するために9月入学を検討する方法もあります。退職時期や仕事の引き継ぎ、資金計画まで考えると、出願できる時期だけでなく、合格後から入学まで何か月あるかも重要です。

4月入学に間に合わせることだけを優先するのではなく、自分が納得できる研究計画書を準備できるか、英語資格を取得できるか、仕事や生活の準備まで整えられるかを含めて判断しましょう。


今週中に出願スケジュールを作っておこう

9月20日時点でまだ出願スケジュールを作っていない方は、まず今週中に予定を整理することをおすすめします。「英語試験」「推薦状依頼」「研究計画書初稿」「書類確認」「出願締切」「結果通知」「入学金納付」までを一つのカレンダーに入れてみましょう。

特に直近では、10月7日、11月5日といった締切が控えています。自分が対象になる区分であれば、残り日数から逆算し、何をいつまでに終わらせる必要があるかを具体的に決めることが大切です。

2027年度入試はすでに始まっています。まだ検討段階だからと先延ばしにせず、まずは対象年度の公式スケジュールを確認し、自分が狙う選考区分を決めるところから始めましょう。9月20日から動き始めても選択肢はありますが、ここから先は一日一日の準備が重要になります。


入試日程、出願期間、結果通知日、入学金の納付期限、試験内容、必要書類、奨学金と連動した選考区分などは変更される場合があります。出願を検討する際は、必ず立命館アジア太平洋大学(APU)大学院の公式サイトおよび2027年度の最新の募集要項をご確認ください。

志樹舎 では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。

多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。

「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ 無料相談 にお申込みください。


※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。