今回は東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻についてご紹介します。
1. バイオエンジニアリング専攻の特徴

バイオエンジニアリング専攻の特徴は以下の通りです。
バイオエンジニアリング専攻の特徴
- 融合学問としてのアプローチ
- 社会的課題に貢献
それでは、それぞれの特徴について解説していきます。
1.1 融合学問としてのアプローチ
バイオエンジニアリング専攻は、工学と生命科学を統合し、生体と物質・システムの相互作用を理解・制御することを目指しています。
これにより、未来型の医療システムを創成する学際的研究を推進しています。
1.2 社会的課題に貢献
バイオエンジニアリング専攻は、少子高齢化が進む現代社会において、人類の健康と福祉に直結する研究教育を展開しています。
また、革新的な医療技術やバイオデバイスの創出を通じて社会的課題の解決に貢献しています。
2. 求める受験生像

受験をする上で、大学の研究科がどのようなことを求めているのかを知ることは重要です。
なぜなら、自分のやりたいことと合致しているのか理解でき、選抜の意図も把握できるからです。
では、工学系研究科ではどのような能力が求められているのか解説していきます。
2.1 求める受験生像
工学系研究科の求める受験生像は以下の通りです。
求める受験生像
- 本研究科が掲げる教育研究上の目的に共感し、強い意欲を持って学ぼうとする人
- 専攻する分野における十分な基礎知識に加えて、工学的・論理的な思考力を有し、社会的課題の解決に強い意欲を持つ人
- 基本的なコミュニケーション能力、外国語能力及び健全な倫理観を持ち、多様性を尊重して国際社会に貢献することを目指す人
3. 研究分野の特徴

次に、研究分野について解説していきます。
3.1 研究分野の特徴
バイオエンジニアリング専攻には、以下の6つの研究分野があります。
6つの研究分野
- メカノバイオエンジニアリング : ロボティクスや3D造形などによる医療支援技術を研究
- バイオエレクトロニクス : 生体の情報処理を電子技術で再現し、医療デバイス化を研究
- バイオデバイス : 微小空間での生体試料処理に対応する医療装置の開発を研究
- バイオイメージング : 高精度な生体計測や可視化技術を研究
- ケミカルバイオエンジニアリング : 化学的手法を用いたバイオ機能の制御や材料開発を研究
- バイオマテリアル : 生体適合性材料の設計や応用研究を推進
4. 修了後のキャリア

次は修了生の就職先について解説します。
4.1 修了生の就職先
修了生の主な就職先は以下の通りです。
就職先の例
- ゴールドマン・サックス
- ソニー
- 日立製作所
- サントリー
- 楽天
- 経済産業省
- 内閣府
- 三菱商事

金融、コンサル、メーカーへの就職が特に多く、修了生の約7割を占めています。
5. OB紹介

工学系研究科のOBで、多数のテレビにも出演している吉田たかよし氏ついて解説していきたいと思います。
5.1 経歴・出演テレビ
吉田氏の経歴は以下の通りです。
吉田氏の経歴
- 灘中学校・高等学校卒業
- 東京大学工学部(量子化学専攻)卒業
- 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了
- 東京大学大学院情報学環・学際情報学府修了
- 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了、博士(医学)
- 東京理科大学客員教授就任
また、吉田氏が出演した番組は以下の通りです。
出演番組
- サンデージャポン
- 平成教育予備校
- 白熱ライブ ビビット
- かんさい情報ネットten!
6. 人気教員・研究室pickup!

バイオエンジニアリング専攻の教授で、文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞している中川桂一准教授をpick upしていきます。
6.1 経歴・専門分野
中川准教授の専門分野は以下の通りです。
中川准教授の専門分野
- 医用超音波
- 高速度イメージング
- バイオフォトニクス
また、中川准教授の経歴は以下の通りです。
中川准教授の経歴
- 東京大学 工学部 システム創成学科 卒業
- 東京大学大学院 工学系研究科 精密機械工学専攻 修士課程 修了
- 東京大学大学院 工学系研究科 精密工学専攻 博士課程 修了(博士・工学)
- 文部科学省, 卓越研究員
- 国立研究開発法人科学技術振興機構, 創発研究者
中川准教授について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
中川 桂一 | 東京大学

今回ご紹介した中川准教授の他にもバイオエンジニアリング専攻には多くの人気教員が所属しています。
ぜひ、チェックしてみてください。
7. 入試概要

例として、2025年度の入試スケジュールを上記に挙げています。
例年このようなスケジュールでおおよそ行われます。
7.1 入試の内容
入試の内容は大きく3つに分かれ、以下の通りです。
入試の内容
- 提出書類
- 筆記試験
- 口述試験
それでは、それぞれ解説していきます。
提出書類
提出書類の内容は以下の通りです。
主な提出書類の内容
- 成績証明書
- 卒業証明書
詳しくは、工学系研究科の募集要項 (text_2026_m_boshu.pdf) をご覧ください。
筆記試験
筆記試験の内容は以下の通りです。
筆記試験の内容
- 外国語 : TOEFL、IELTS Academic、TOEIC L&Rのいずれかのスコアの提出
- 一般教育科目 : 数学・物理学・化学から選択
詳しくは、工学系研究科の募集要項 (text_2026_m_boshu.pdf) をご覧ください。
口述試験
口述試験での内容は以下の通りです。
口述試験の内容
- 口述試験は東京大学の現役教員が担当
- 口述試験の内容に関する情報は少なく、対策が困難

対策が困難なため、大学院入試に特化した個人指導塾「志樹舎」での受講が効果的です。
8. 最後に
志樹舎は、大学院入試に特化したオンライン予備校です。東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻の対策に対応しています。
出願書類作成、面接演習をはじめ、具体的な入試対策でお悩みの方は、今すぐ無料相談にお申込みください。
参考文献