午後の休憩時間です。
今回は、大学院入試(院試)の研究計画プレゼンにおいて、
あなたの前に座る審査員(教授など)への見方について考えてみましょう。
プレゼンの場に立つと、 審査員席に並ぶ専門家の表情を見て
- 厳しく評価されるのではないか
- 少しのミスでも減点されるのではないか
と感じることがあるかもしれません。
しかし実際には、審査員は「粗探し」をするためにそこにいるわけではありません。
むしろ、 この研究にはどんな可能性があるのか この受験生はどんな研究者になっていくのか という視点でプレゼンを聞いています。
審査員は研究の可能性を見つけようとしている
大学院では、新しい研究を生み出す仲間を探しています。
そのため審査員は、
- 研究テーマの面白さ
- 問題設定の視点
- 研究を続けていく姿勢
といった点を注意深く見ています。
プレゼンを聞きながら、
「この研究にはどんな広がりがあるだろうか」
「このテーマはどのように発展していくのだろうか」
と考えていることも多いのです。
真剣な表情は関心の表れ
プレゼン中、審査員が真剣な表情で聞いていると、 少し緊張してしまうかもしれません。
しかし、それは必ずしも否定的な反応ではありません。
研究内容を理解しようとしているとき、 人は自然と表情が真剣になります。
特に、
- 複雑なデータ
- 論理構造
- 研究の前提
を確認しているときは、 深く考えているため表情が厳しく見えることもあります。
それだけあなたの研究に集中しているということでもあります。
プレゼンの空気はプレゼンターが作る
会場の雰囲気は、 プレゼンターの姿勢によっても変わります。
落ち着いて、
「本日は私の研究計画をお聞きいただきありがとうございます」
という気持ちを持って話すだけでも、 場の空気は自然と穏やかになります。
プレゼンは評価の場であると同時に、 研究についての対話の場でもあります。
審査員は研究を前に進めるパートナー
大学院入試(院試)のプレゼンは、 研究の可能性を共有する機会でもあります。
審査員は、研究の方向性について考え、 新しい視点を与えてくれる存在でもあります。
その知見に敬意を払いながら、 自分の研究を落ち着いて説明してみてください。
プレゼンの時間は、 研究について議論を始める最初の機会でもあります。
堂々と、そして前向きな気持ちで その時間を楽しんでみてください。
志樹舎
では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



