小論文試験でよくある悩みの一つが、

「最後が急いで書いた文章になってしまった」
「途中までしか書けなかった」

というものです。

これは書くスピードの問題というより、時間の使い方に原因があることが多いです。

60分の試験時間をずっと書き続けるのではなく、時間を区切って使うことで、落ち着いて答案を仕上げることができます。

ここでは、多くの合格者が実践している
「10分準備・40分執筆・10分見直し」
という時間配分の考え方をご紹介します。

1. 構想(プランニング):最初の10分

最初の10分は、書き始める前の準備時間です。

  • 設問の意図を確認する
  • 結論を決める
  • 理由や具体例を書き出す
  • 構成メモを作る

周囲が書き始めていると焦るかもしれませんが、この準備によって、その後の執筆がスムーズになります。

道筋が見えている状態で書くことが、安定した答案につながります。

2. 執筆(ライティング):中盤の40分

構成が整ったら、流れに沿って書き進めていきます。

この時間帯で意識したいのは、最後まで書き切ることです。

  • 表現に迷ったら、シンプルな言葉で進める
  • 漢字に迷ったらひらがなで書いて後で修正する
  • 細部にこだわりすぎず、流れを優先する

まずは文章全体を完成させることを目標に進めましょう。

3. 見直し(推敲):最後の10分

最後の10分は、答案を整える時間です。

  • 誤字脱字の確認
  • 主語と述語の対応
  • 文のつながりや表現の分かりやすさ

少し手を入れるだけで、読みやすさと完成度が大きく向上します。

最後まで丁寧に仕上げることで、読み手に落ち着いた印象を与える答案になります。

まとめ:時間を区切ることで安心して書ける

試験時間を「準備」「執筆」「見直し」に分けて考えることで、焦らず取り組むことができます。

練習の段階から時間を意識して取り組むと、本番でも落ち着いて進められます。

時計を味方にしながら、自分のペースで答案を完成させていきましょう。
時間配分の工夫が、安定した文章づくりを支えてくれます。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。