小論文試験には、必ず「文字数制限」があります。
「800字以内」「400字程度」「600字以上800字以内」……。
この数字、ただの目安だと思っていませんか?
これは「絶対遵守の命令(レギュレーション)」です。
1文字でもルールを破れば、その時点で採点対象外になる可能性があります。
1. 「以内」と「程度」の違い
この日本語のニュアンスを正確に理解しましょう。
「800字以内」:
- 上限: 800字(801字はアウト)。
- 下限: 指定はないが、一般的に8割(640字)未満は減点対象。
「800字程度」:
- 範囲: プラスマイナス10%が許容範囲。
- つまり、720字〜880字の間に収めるのが鉄則。
2. なぜ「9割」書くべきなのか?
当ブログでは、どの指定であっても「9割以上埋める」ことを強く推奨します(800字なら720字以上)。
理由は単純です。「熱意」と「情報量」の証明だからです。
原稿用紙がスカスカの答案を見て、「この受験生は合格したそうだ」と思う採点官はいません。
「書くことがなくて困ったんだな(知識不足・思考力不足)」と判断されます。
逆に、最後の行までビッシリ埋まっている答案は、それだけで「言いたいことが溢れている(意欲がある)」というポジティブな第一印象を与えます。
合格したければ、最後の1行まで埋める気概を持ってください。
3. 「指定文字数」を超えたらどうなる?
「800字以内」という条件で、801字目を欄外に書いたらどうなるか。
多くの試験では、一発アウト(0点)か、大幅減点です。
「ルールを守れない人間」を排除するための試験だからです。
書き終わった後にオーバーしていることに気づいたら、迷わず「消しゴム」で削ってください。
「〜ということができる」→「〜可能だ」
「〜なのである」→「〜だ」
贅肉を削ぎ落とし、制限内に収める編集作業も、能力の一部です。
まとめ:制約を守れる人は、信頼される
文字数制限は、クリエイティブな表現を邪魔する鎖ではありません。
「限られたリソースの中で、最大限のパフォーマンスを出せ」というビジネスや研究の基本ルールです。
9割埋める。絶対にオーバーしない。
この数字へのこだわりが、あなたの答案の信頼性を高めます。
志樹舎
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



