大学院入試の面接で最も重視される質問の一つが、志望動機です。
多くの受験生が誠実に答えようとする一方で、次のような表現に偏ってしまうことがあります。
- 「カリキュラムに魅力を感じました」
- 「〇〇先生のもとで学びたいです」
- 「成長できる環境だと思いました」
これらは間違いではありませんが、「大学から何を得たいか」という視点に偏りがちです。大学院が求めているのは、学ぶ意欲だけでなく、研究・コミュニティに貢献できる人材です。
志望動機に貢献の視点を加えることで、より説得力のある回答になります。
1. ベクトルを「自分」から「研究室・分野」へ
志望動機は、「自分がやりたいこと」と「研究室や分野が目指している方向」が重なる部分で語ることが大切です。
例:
私は〇〇分野の研究を通して社会課題の解決に貢献したいと考えています。特に貴研究室の△△研究は実社会への応用可能性が高く、これまで培ってきた××の知識や経験を活かしながら研究に取り組みたいと考え、志望いたしました。
「学びたい」という気持ちに加え、どのように関わり、価値を生み出していきたいかを伝えることがポイントです。
2. 「なぜこの大学院なのか」を具体的に示す
志望理由の説得力を高めるには、その大学院・研究室でなければならない理由を具体的に示すことが重要です。
- 研究テーマや手法
- 教授の研究領域
- 研究環境やプロジェクト
例:
〇〇教授が提唱されている△△の研究アプローチは、私の関心分野である××の課題解決に不可欠であり、この研究を体系的に深められる環境は貴研究室にあると考えています。
具体性は、本気度と理解の深さを伝えます。
3. 過去・現在・未来を一本の線でつなぐ
説得力のある志望動機は、次の流れで構成されています。
- 過去: 興味を持ったきっかけ・原体験
- 現在: これまでの学びや取り組み
- 未来: 大学院で研究する必然性
この流れがつながることで、「なぜこの進学が自然な選択なのか」が伝わります。
まとめ:学ぶ意欲+貢献の視点が志望動機を強くする
大学院入試の志望動機では、学びたい気持ちはもちろん大切です。しかしそれに加えて、
- 研究分野への貢献意欲
- 研究室との適合性
- 将来への展望
を示すことで、より具体的で前向きな志望理由になります。
完璧な言葉でなくても大丈夫です。
自分の関心と研究室の方向性がどのようにつながるのかを、丁寧に伝えていきましょう。
志樹舎
では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。
多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。
「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ
無料相談
にお申込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



