大学院入試の面接でよく聞かれる質問の一つが、
「あなたの長所と短所を教えてください。」
この質問は、単なる性格の確認ではありません。面接官が見ているのは、自分自身を客観的に理解しているか、そして課題にどう向き合う姿勢を持っているかです。
特に短所の伝え方は、誠実さや成長力を伝える大切な機会になります。
1. 伝える短所は「改善可能なもの」を選ぶ
率直さは大切ですが、研究活動や共同作業に重大な支障をきたす内容は避ける必要があります。
避けたい例
- 時間にルーズ
- 責任感が弱い
- 人と関わるのが苦手
代わりに、改善に取り組めるもの、そして見方によっては長所にもつながるものを選びましょう。
例
- 心配性 → 慎重に確認できる
- 一つのことに集中しすぎる → 高い集中力がある
2. 短所は「改善の工夫」とセットで伝える
短所を述べるだけでは不十分です。どのように向き合い、改善を工夫しているかを伝えることで、前向きな印象になります。
例:
私は心配性な面があり、確認に時間をかけすぎてしまうことがあります。そこでチェックリストを作成し、作業時間の目安を設定することで、正確さと効率の両立を心がけています。
このように伝えることで、自己理解と改善努力が伝わります。
3. 長所はエピソードで具体的に示す
長所を伝える際は、単語だけで終わらせず、具体的な経験を添えることが大切です。
例:
私の長所は粘り強さです。研究実験が思うように進まなかった際、条件設定を何度も見直し、半年かけてデータを得ることができました。この粘り強さは、大学院での研究活動でも活かせると考えています。
具体的な行動を示すことで、説得力が高まります。
まとめ:誠実さが信頼につながる
人には誰しも強みと弱みがあります。弱みを隠すのではなく、理解し、向き合い、工夫している姿勢を伝えることが大切です。
- 改善可能な短所を選ぶ
- 向き合い方や工夫を伝える
- 長所は具体的な経験で示す
このバランスの取れた伝え方は、研究者としての誠実さや成長力を示すことにつながります。
完璧な答えを目指す必要はありません。
自分の言葉で、丁寧に向き合っている姿勢を伝えていきましょう。
志樹舎
では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。
多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。
「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ
無料相談
にお申込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



