小論文では、社会的なキーワードやカタカナ語が頻繁に登場します。
「サステナビリティが重要だ」
「ダイバーシティを推進すべきだ」
こうした表現は間違いではありませんが、言葉の意味を自分の言葉で説明できると、理解の深さがより伝わります。
大学院入試では、概念を正確に理解し、自分なりに整理して説明できる力が評価されます。
ここでは、よく使われる重要な概念を整理しておきましょう。
1. サステナビリティ(持続可能性)
サステナビリティとは、単に環境に配慮することだけではありません。
将来世代の利益を損なうことなく、現在の社会や経済活動を維持していくことを指します。
環境・経済・社会のバランスが長期的に維持される状態が重要とされています。
表現例:
単発の利益ではなく、将来へと続く持続可能性(サステナビリティ)を重視する視点が求められている。
2. ダイバーシティ(多様性)
ダイバーシティは、国籍や性別の違いだけを指すものではありません。
価値観、経験、背景の違いを含む多様性を尊重し、それを活かして新たな価値を生み出すことが重要とされています。
近年は、多様性を活かす「インクルージョン(包摂)」の視点も重視されています。
表現例:
異なる視点を持つ人材が協働するダイバーシティは、新たな発想やイノベーションを生み出す基盤となる。
3. グローバリゼーション(グローバル化)
グローバル化とは、単に英語を使うことではありません。
人・モノ・資本・情報が国境を越えて移動し、世界が相互に影響し合う状態を指します。
利便性の向上と同時に、課題が国境を越えて広がる側面もあります。
表現例:
グローバル化が進む現代においては、一国だけで解決できない課題が増えている。
まとめ:概念を自分の言葉で整理する
カタカナ語を使うこと自体は問題ありません。
大切なのは、その意味を自分の言葉で説明できることです。
・言葉の意味を理解する
・日本語で言い換えて説明する
・文脈に合わせて使う
こうした意識を持つことで、答案の説得力は大きく高まります。
概念を「借りた言葉」として使うのではなく、自分の理解として整理し、伝えていきましょう。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


