小論文試験において、内容以前の問題で点数を失う人がいます。
それが「原稿用紙の使い方」です。
「そんなの小学校で習ったよ」とスルーしないでください。
大人でも(あるいは大人だからこそ)、PC入力に慣れすぎて、手書きのルールを忘れている人が続出しています。
今日は、やってはいけない「禁じ手」を確認します。
1. 行の先頭に書いてはいけないもの(禁則処理)
原稿用紙には、「行頭(一番上のマス)」に書いてはいけない文字があります。
句読点: 「。」「、」
促音(小さい文字): 「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」
閉じカッコ: 「」」「)」
これらが行の一番上に来てしまう場合は、「前の行の一番下のマス」に、文字と一緒に押し込んで書きます。(または、欄外にはみ出して書くことも許容されますが、マス内に収めるのが無難です)。
これを「禁則処理」と言います。ここが守られていないと、国語力の低さを露呈することになります。
2. 句読点は「1マス」使う
句読点(。、)は、原則として1マス使います。
文字の右下に小さく打つのではなく、ちゃんとマス目の右上に打ち、残りのスペースは空けておきます。
(※ただし、前述の禁則処理で行末に押し込む場合は例外です)
3. 数字とアルファベットの書き方
縦書きか横書きかでルールが変わりますが、多くの小論文(横書き)の場合:
算用数字(1, 2, 3...): 1マスに「2文字」入れます。
例:「2024年」→ [20][24][年](3マス使う)
アルファベット:
大文字は1マスに1文字。
小文字は1マスに2文字。
※縦書きの原稿用紙(作文に多い)の場合は、算用数字ではなく「漢数字(一、二、三)」を使うのが基本ルールです。ここを間違えると目立ちます。
まとめ:ルールは「守る」ためにある
これらは「表現の自由」ではありません。「交通ルール」です。
赤信号を無視して走る車がいたら、運転技術がすごくても免許は取れませんよね?
試験開始直後に、まずは深呼吸して「形式」を整える意識を持ってください。
志樹舎
では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
研究計画書から志望理由書・小論文・面接・プレゼン対策まで、どこから手を付けるべきか個別にアドバイスします。
多くの受験生が「もっと早く相談すればよかった」と話されます。
「何から始めればいいか分からない」
「この研究テーマで通用するか不安」
そんな院試受験で迷いや不安がある方は、今すぐ
無料相談
にお申込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。



