精神論の最後に、超・具体的な「物理」の話をします。
あなたは、どんな筆記用具を使っていますか?
もし、「HBの鉛筆」や「芯の細いシャープペンシル」を使っているなら、今すぐ買い替えてください。

小論文試験において、「文字の濃さと太さ」は、採点官の心理に直結します。

1. 薄い字は「自信がない」ように見える

採点官は高齢の教授やベテラン教師であることも多いです。
老眼の人にとって、HBの薄い文字や、0.3mmの細い文字は、読むだけでストレスです。
そして人間は不思議なもので、「読みにくい文字=内容も自信がなさそう」というバイアスがかかります。

おすすめは、以下のセットです。

鉛筆: 「B」または「2B」(削ったものを5〜6本用意)

シャープペンシル: 芯の太さ「0.7mm」以上、濃さは「B」

消しゴム: プラスチック製の新品(角があるもの)

濃く、太く書くだけで、あなたの文章は3割増しで「堂々として」見えます。これは心理戦です。

2. 字が汚い人の生存戦略

「私は字が汚いから……」と諦める必要はありません。
試験で求められるのは「美文字」ではなく、「判読可能な文字(可読性)」です。

字が下手な人が守るべきルールは2つだけ。

「楷書(カイショ)」で書く:
行書のように続け字にしたり、崩したりしない。一画一画を離して、トメ・ハネを意識する。下手でも「丁寧に書こうとした」痕跡があれば、心証は悪くなりません。

「大きく」書く:
マス目の8割〜9割を埋めるつもりで、大きく書いてください。字が汚い人が小さく書くと、黒いシミにしか見えません。

3. 消しゴムはケチらない

意外と盲点なのが消しゴムです。
使い古して黒ずんだ消しゴムを使うと、原稿用紙が汚れます。
原稿用紙が黒く汚れていると、それだけで「雑な人間」という印象を与えます。
試験当日は、100円をケチらず、真っ白な新しい消しゴムを持っていきましょう。よく消える消しゴムは、書き直し時間の短縮にもなります。

まとめ:環境を整えろ

道具へのこだわりは、試験への本気度です。
明日、文房具屋に行き、自分に合った「濃い鉛筆」と「よく消える消しゴム」を手に入れてください。
それだけで、あなたの答案用紙の「顔色」は劇的に良くなります。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。