今回は東京大学大学院新領域創成科学研究科についてご紹介します。
1. 新領域創成科学研究科の特徴

新領域創成科学研究科の特徴は以下の通りです。
新領域創成科学研究科の特徴
- 学際融合による新領域創成
- 社会課題に挑む先端研究
それでは、それぞれの特徴について解説していきます。
1.1 学際融合による新領域創成
新領域創成科学研究科は、既存の学問分野の枠を越えて、新しい学術領域を創り出すことを目的としています。
また、理学・工学・情報・生命・環境・社会科学などを横断的に結びつけた教育研究が特徴です。
1.2 社会課題に挑む先端研究
新領域創成科学研究科は、環境問題、先端医療、情報技術、国際社会など、現代社会が直面する複雑な課題に正面から取り組みます。
また、基礎研究から応用・実装までを見据え、社会と連携しながら新たな価値を創出する人材育成を重視しています。
2. 求める受験生像

受験をする上で、大学の研究科がどのようなことを求めているのかを知ることは重要です。
なぜなら、自分のやりたいことと合致しているのか理解でき、選抜の意図も把握できるからです。
では、新領域創成科学研究科ではどのような能力が求められているのか解説していきます。
2.1 求める受験生像
新領域創成科学研究科の求める受験生像は以下の通りです。
求める受験生像
- 東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程は,志望分野及び関連分野に関する十分な基礎学力,及び語学・コミュニケーション能力を備え,将来,多様な分野を融合した研究成果を創出できる学生を求める。
【修士】令和8年度募集要項から引用
3. 専攻の特徴

次に、専攻について解説していきます。
3.1 専攻の特徴
新領域創成科学研究科には、以下の11の専攻があります。
11の専攻
- 物質系専攻: 物質科学の総合的な教育・研究を通じ、未知の機能解明や新デバイスの創成を目指す
- 先端エネルギー工学専攻: 航空宇宙、核融合、プラズマ理工学などの先端エネルギーの開拓と利用に挑戦
- 複雑理工学専攻: ナノから宇宙スケールにわたる「複雑性」を理学と工学の融合アプローチで解明
- 先端生命科学専攻: 生命現象の素過程と連携機構を分析し、基礎から応用まで次世代生命科学を創出
- メディカル情報生命専攻: 生命科学と情報科学を融合し、生命医科学分野の解析や社会導出の研究を推進
- 自然環境学専攻: 陸域と海洋を一体的に捉え、フィールド科学を基軸に地球環境の理解と形成を目指す
- 海洋技術環境学専攻: 海洋の利用・産業創出・環境保全に資する高度な技術と技術政策学を追求
- 環境システム学専攻: 人間社会と自然の相互作用をモデル化し、環境調和型社会の設計と実現を推進
- 人間環境学専攻: 人の行動や感性を理解し、生活を豊かにする人に寄り添った革新技術とシステムを開発
- 社会文化環境学専攻: 建築や都市など多様なスケールの物理的・人文的環境を多面的に分析しデザイン
- 国際協力学専攻: 地球規模課題に対する国際協力の理論と実践を学際的に研究
4. 修了後のキャリア

次は修了生の進路について解説します。
4.1 修了生の進路
修了生の主な進路は以下の通りです。
進路の例
- 東京エレクトロン
- 東芝エネルギーシステムズ
- ソフトバンク
- 三井住友銀行
- アクセンチュア

博士課程へ進学する人やメーカーなどの民間企業に就職する人など様々です。
5. 人気教員・研究室pickup!

新領域創成科学研究科の教授で、文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞している杉山 将教授をpick upしていきます。
5.1 経歴・専門分野
杉山教授の専門分野は以下の通りです。
杉山教授の専門分野
- 機械学習
- 統計的データ解析
また、杉山教授の経歴は以下の通りです。
杉山教授の経歴
- 東京工業大学工学部 情報工学科 卒業
- 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻 修士課程修了
- 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻 博士課程修了
- 理化学研究所革新知能統合研究センター センター長
- 滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター特別招聘教授
杉山教授について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
杉山将 - Wikipedia

今回ご紹介した杉山教授の他にも新領域創成科学研究科には多くの人気教員が所属しています。
ぜひ、チェックしてみてください。
6. 入試概要

例として、2025年度の物質系専攻の入試スケジュールを上記に挙げています。
例年このようなスケジュールでおおよそ行われます。(※専攻により異なります。)
6.1 入試の内容
入試の内容は大きく3つに分かれ、以下の通りです。
入試の内容
- 提出書類
- 筆記試験
- 口述試験
それでは、解説していきます。
提出書類
主な提出書類の内容は以下の通りです。
主な提出書類の内容
- 出身大学等の成績証明書
- 専攻で求める書類 : 英語スコアシート,志望調査票,研究計画書など
詳しくは、新領域創成科学研究科の募集要項(【修士】令和8年度募集要項) をご覧ください。
筆記試験
筆記試験の内容は以下の通りです。
筆記試験の内容
- 専門科目: 専攻ごとに指定された科目(物理、化学、数学、生物学、小論文など)から選択
詳しくは、新領域創成科学研究科の募集要項(【修士】令和8年度募集要項) をご覧ください。
口述試験
口述試験での内容は以下の通りです。
口述試験の内容
- 口述試験は東京大学の現役教員が担当
- 口述試験の内容に関する情報は少なく、対策が困難

対策が困難なため、大学院入試に特化した個人指導塾「志樹舎」での受講が効果的です。
7. 最後に
志樹舎は、大学院入試に特化したオンライン予備校です。東京大学大学院新領域創成科学研究科の対策に対応しています。
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参考文献


